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10月になって、待ちに待った秋の気候となってきました。超猛暑の夏で血管の血も沸騰するような暑さの中、外に立ったままでの仕事は本当に大変でしたが、これからは涼やかな日々が続くものと思っています。
さて、私が以前勤めていた小幡建設工業株式会社では、夏になるとお客様に集まって頂き、「夏祭り」的なイベントを行っていましたが、やはりコロナ禍により4年間ほど中止になっていました。それが8月末に「オバタの大感謝祭」として復活し開催されると案内を頂戴したので、喜んで参加させて頂きました。心躍る~!。
当日、プラザアーバンに入ると小幡建設の社員の皆様がズラッと並んで出迎えて下さり、懐かしい顔に涙腺が緩みそうになりました。また、協力会社の方々とも久しぶりにお会いでき、楽しみも一入でした。
小幡社長が何と私のためにと会場に用意して下さったお酒は『森嶋純米吟醸美山錦しぼりたて無濾過生原酒』『陸奥八仙新春祝い酒』『如空純米吟醸ホワイトベアー』でした。私は私で近所の加藤酒店で『陸奥八仙夏どぶろっく』を購入し、同じテーブルの方々に『陸奥八仙』の旨さを知ってもらえるようにと準備万端です。
小幡社長の挨拶 小幡OBのT氏と
森嶋美山錦 八仙夏どぶろっく
着座すると先ず、八戸酒造の夏の定番『陸奥八仙夏どぶろっく』を慎重に慎重に開栓します。実は噴き出し注意のお酒で、今年の春先にパークホテルで不用意に開栓し、中身の半分を絨毯に零してしまったという苦い経験があります。勿体無い!。そこで発泡が瓶内に立ち上がらなくなるまで、何回もキャップを閉めたり緩めたりを繰り返しました。
『陸奥八仙夏どぶろっく』がやっと開栓できたので、テーブルの皆さん方にウエルカムドリンクとして注いで回ります。酒米は酒造好適米の「華吹雪」で、日本酒度-25,酸度1.5、ALC13度の活性にごりです。酒色はもちろん濁っており、気泡がシュワシュワと立っています。香りは甘さを伴ったヨーグルトのような香りで、お隣同士と乾杯して口に注ぐと、ジューシーな微発泡が甘味を伴って、口腔に刺さるように刺激します。酸味も果実系でそれさえも美味しいと認識させられました。今年の『陸奥八仙夏どぶろっく』は特に出来が良く、ランキングに入りそうな気がします。
「オバタの大感謝祭」は始まり、社長の挨拶、来賓の挨拶、乾杯と進みます。乾杯には『森嶋純米吟醸美山錦しぼりたて無濾過生原酒』をグラスに注ぎました。このお酒は茨城県日立市川尻町で、創業が明治二年の森島酒造が醸しており、主要銘柄は日本画家の横山大観と親交があった蔵主が、本人から直接許可を頂き名付けた『冨士大観』でした。しかし、常陸杜氏でもある森嶋専務が令和元年に立ち上げた『森嶋』は、洗練された究極の味わいとして、『冨士大観』を凌ぐ人気ブランドとなっています。ラベルの石の欠片は、東日本大震災で崩落した石蔵の大谷石がデザインされており、森嶋酒造として酒造りを続ける不撓不屈の意志を込めています。
『森嶋純米吟醸美山錦しぼりたて無濾過生原酒』の酒米は、ラベルの通り茨城県産の「美山錦」で、酵母は吟醸酒に最適な酸の生成が少なく、香気の高い協会901号酵母。仕込み水は阿武隈山地のミネラルが豊富な硬質の水を使い、日本酒度+2、酸度1.7のお酒で、アルコール度数は15度と無濾過生なのに低めに仕上げられており、スッキリと呑み易いお酒となっています。
グラスのお酒はほぼ透明で、香りはフルーティな吟醸香が立ち上がります。乾杯の発声とともに口に含むと、フルーティな甘さと爽やかで優しい酸を感じます。無濾過生原酒なのにスッキリと淡麗で、騙されて何杯も呑んでしまう危険な美味しさでした。
如空、八仙祝い酒 いさばのカッチャと
かつての同僚たち お世話になったK氏
この後も『陸奥八仙新春祝い酒』『如空純米吟醸ホワイトベアー』を頂き、テンションが上がりっ放し。在職時にお世話になった方々に御挨拶させて頂き、楽しい宴は続きます。社員の側から今はお客の側になって参加し、ジャグリングに興奮したり、抽選会では商品をたくさん頂いたりと、至れり尽くせりに感謝の気持ちでいっぱいです。来年も案内が来るといいなぁ。
化粧箱の缶ビールが当たり、そして10㎏のブランド米も当たったので、持って帰れず娘に迎えに来てもらいました。ホテルの出口では社員の皆さん方にお見送りをして頂き、いつまでもその笑顔が余韻として心に残りました。♪
\(。・_・。)ノ