2023年8月14日月曜日

出張のお土産で頂いた『笹一純米大吟醸甲州夢山水』

いつも当ブログをご覧頂きまして、ありがとうございます。

先週まで35℃以上の猛暑日が続いていましたが、急に22℃と肌寒いお盆となりました。暑さの厳しかった先月の中頃、南郷に住む友人のブルーベリー畑に、収穫を楽しみに行ってきました。粒は超大粒で甘さも強い美味しいブルーベリーです。毎晩のヨーグルトに入れて頂くのですが、美味しいのなんのって。やめられません。

たわわに実って  収穫に勤しむ私







たくさん収穫できました

さて、自宅の向かいの御主人は、山梨県での半年以上の出張が終わって、先日やっと帰宅されました。有難い事に「柳町さんは日本酒が好きだと聞いていたので、これお土産です」と手渡しに頂いたお酒が『笹一純米大吟醸甲州夢山水』でした。このような立派なお酒を頂戴しありがとうございます。突如の申し出に舞い上がってしまい、お礼もしどろもどろに・・。

このお酒は山梨県大月市笹子町で、創業が大正8年創業の笹一酒造で造られており、主力酒はこの『笹一』と山梨の日本酒ランキングで1位の『』が有名です。昭和の初め頃、甲州街道随一の難所と云われた笹子峠の麓にある酒蔵です。また、酒蔵の名前の由来は「笹」がお酒を意味し、日本一を目指す「一」で「笹一」としました。そして蔵のシンボルマークは、三種の神器の一つ「八咫の鏡」に縁取られたその中央に、太い筆字で「笹一」を表しています。



笹一大吟醸  金の文字で



裏書きをどうぞ  酒色はほぼ透明

笹一純米大吟醸甲州夢山水』の酒米はラベルの通り山梨県産「夢山水」で、愛知県が育成した酒造好適米は、大粒でタンパク質含有量が低い上に心白の部分も多く、酒質は爽やかで芳醇な香りとスッキリとした味わいに仕上がる「夢山水」を、45%まで磨いた大吟醸です。仕込み水は蔵内の井戸から湧き出る日本屈指の銘水「霊峰富士の御前水」で醸しています。明治天皇が京都に行幸の際に携帯する水として選ばれた水が御前水と呼ばれています。また、酵母は非公表ですが、日本酒度+5、酸度1.4ALC16%のスペックとしており、低温発酵で丁寧に醸されています。

開栓すると仄かにフルーティで上品な吟醸香。蛇の目に注ぐとトロミがあるように感じ酒色は透明です。香りはきりっとした酸の香りが鼻腔に刺さります。口に含むとスッキリとした口当たりに、仄かにフルーティな甘さと旨味。酸が口腔に残る、スッキリ辛口。舌にジンジンと辛さが入り込み、シビレが取れない~。呑み込むと咽喉の奥が燃えるような辛さを感じましたが、さすが『』と兄弟酒です。「夢山水」の旨味をしっかり味わう事ができました。

向かいの御主人は、会社からたった一人で山梨まで行き、山梨の協力業者を使って仕事をしていたそうですが、なかなか大変な事なんだろうなと推測されます。私も東京に遊びに行ったときには、御主人にお酒をお土産に買ってこようと心に決めています。遊びにとは情けないケド・・。♪

(。・_・。)ノ