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夏も盛りで暑くなってきており、蜂の活動も活発化し、築山のツツジにアシナガ蜂が巣を作っていました。刺される前にと先手を打って、蜂トラップを作りました。これで今年も刺されませんように。
焼酎とジュースで ペットボトルに入れ
ブラックベリーの陰に ツツジの陰に
さて、6月の第3日曜は「父の日」と云う事で、子供が二人いる私もお陰様で毎年恩恵に預かっております。日本酒が好きな父にお酒を買ってあげたいという娘から、八食センターで『誠鏡しぼりたて純米無濾過生原酒』を買ってもらいました。嬉しいねぇ。
このお酒は創業が明治4年(1871年)の中尾醸造のお酒で、瀬戸内海に面した広島県竹原市に酒蔵があります。その竹原市は平安時代に京都・下賀茂神社の荘園として栄えた歴史から「安芸の小京都」と呼ばれ、当時の建物の面影の残る風光明媚なところです。
酒名の由来は初代が命名しました。「天照大神が天孫降臨のみぎり、寶鏡である八咫鏡を授けた。鏡は人の真の姿を映すため、誠心誠意良い酒を造り、蔵人の真心を清明な酒の水鏡に映すように」と『誠鏡』になりました。
また中尾醸造では国際的な品評会にも出品しており、今年5月のパリで開催された「第7回Kura Master」の純米酒部門ではプラチナ賞を、大吟醸部門では金賞を受賞している酒蔵です。
『誠鏡しぼりたて純米無濾過生原酒』の酒米は広島県産米を使用とありますが仔細は不明です。酵母は酸の生成が少なく、高い吟醸香の協会1001号(10号)酵母で、中硬水の賀茂川の伏流水で醸した、日本酒度-1、酸度1.4の無濾過の生酒です。
誠鏡しぼりたて ラベルに八咫の鏡
開栓すると、香りは仄かでほんのりとフルーティ。蛇の目に注ぐと酒色は微かに琥珀色です。口に含むと穏やかな甘さで、舌にピリ感はありません。無濾過のコクを感じながら呑み込むと、舌にはジワジワ感が残り、口腔にそっと辛さ、苦味が残りましたが、総じて美味しいお酒でした。原酒なのにクセも無くスッキリとした酒質にちょっと驚いた次第です。
実は、ウチの奥様も娘とコラボして都合3本も「父の日」のお酒を買ってくれました。一本は『誠鏡』だったのであと二本を後日ご紹介させて頂きますので、乞うご期待を。♪
\(。・_・。)ノ