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今月末からゴールデンウィークとなります。愛知県在住の長男から、家族3人で帰省したいといってきましたが、当初の優先順位が①大学の時に住んだ仙台で遊ぶ ②青森県民憧れの函館で遊ぶ ③何も無い八戸の実家に帰る、と順位的には最下位で、孫との再会もどうなる事やらと思っていたら、おぼろげに行程が判明し、数日間八戸に滞在が決定したとの事で、ホッと胸を撫で下ろしています。
さて、久々に通販を利用させて頂き、『花陽浴』を購入した際の条件として「おまかせ日本酒2本」があり、一本が先週ご紹介した『浪乃音TetoTe吟吹雪純米吟醸生酒』でしたが、もう一本が今回ご紹介する『咲耶美純米吟醸直汲みうすにごり生酒』です。お任せして良かった~!。
咲耶美純吟 サクラのラベル
裏書をどうぞ しっかりと濁り
このお酒は、群馬県吾妻郡で創業が明治5年の貴娘酒造が醸しており、主力酒は蔵名を冠した『貴娘』で、現在の蔵元が平成19年に蔵を継いだ際に、新ブランドとして立ち上げたのが『咲耶美』です。日本の女神にして酒造りの神様「木花咲耶姫(このはなのさくやひめ)」から酒名を頂戴しています。
『咲耶美純米吟醸直汲みうすにごり生酒』の酒米は酒造好適米の美山錦を使い、酵母はリンゴような香りのカプロン酸エチルを高生産し、且つ酸の生産性の少ない協会1801酵母、仕込み水には軟水で「わさび田」にも使われている「ぼくぼく弁天」の湧水で醸し、日本酒度-1、酸度1.7に仕上げた、うすにごりの生酒です。これでうすにごりかぁ。
先ず瓶の口元に「開栓注意」のラベルがあり、栓が飛ぶ恐れがあるようです。ゆっくりと丁寧に蓋を開けると「プシュー」っとガスの抜ける大きな音がします。二度三度と繰り返して、音がしなくなった事を確認してキャップを外しました。グラスに注ぐとシュワシュワと音がします。蛇の目の中は滓が舞っており、薄っすらと青い輪が見え、内側には炭酸ガスの泡が付いています。
香りを利くとフルーティで果実のよう。口に含むとガス感がありピチピチ口腔に炭酸が張付くよう。フルーティ&ジューシーな味わいと、甘ったるくさせない、舌へのうれしいジワジワ感があります。煌めくような酸味が咽喉にスーッと刺さり、良いキレを呼んでいました。今年のランキングに入りそうな気がするなぁ。
今回のおまかせのお酒は『浪乃音』も『咲耶美』も美味しいお酒で大当たりでした。酒屋さんが良心的としか思えません。また購入したいという意欲が湧いてきます。ありがとうございました。♪
\(。・_・。)ノ