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先日、昨秋に収穫し土に埋めて保管していた大根を、4ケ月振りに掘り出して「ふろふき大根」で頂きました。大根は収穫した時のままの瑞々しい状態で、先人の知恵に驚かされました。
土から掘った大根
さて、久々に通販を利用させて頂き、運良く『花陽浴』を購入できましたが、その際の条件として「おまかせ日本酒2本」があり、何のお酒が入ってくるのか不安でしたが、『花陽浴』購入のために涙を呑んで「カゴに入れる」をクリック。後日、送られてきたお酒が今回紹介する『浪乃音TetoTe吟吹雪純米吟醸生酒』でした。嬉しい~!!。良かった~!!。以前、愛知の長男がお土産に東京駅の長谷川酒店より買ってきてくれたのを思い出しました。
このお酒は、琵琶湖の南西は滋賀県大津市で創業が文化二年(1805)の浪乃音酒造で、希少な能登流杜氏が醸しており、主力酒『浪乃音』は創業当時、比叡山の高僧より命名された酒名だそうです。
浪の音酒造の11代目は今29歳ですが、元々お酒が弱かったのですが、福島で『天明』を醸す曙酒造で4年間修行し、蔵に戻ってきました。この『浪乃音TetoTe』は、フルーティなお酒の好きな11代目が、日本酒の初心者にも楽しんでもらえるようにと造ったお酒で、フルーティ、アルコール度数15%、軽やかな吟醸酒を目指しています。また「TetoTe」は、丹精込め手仕込みしたお酒を、世界中の皆様と繋がりたい。蔵人の手からお客様の手へ、「手と手」が11代目のキーワードです。
浪の音吟吹雪 TetoTe
裏書をどうぞ 酒色は透明
『浪乃音TetoTe吟吹雪純米吟醸生酒』の酒米は、滋賀県農業試験場が10年以上の歳月を掛けて造った「吟吹雪」で、「山田錦」と「玉栄」を交配しています。味わいは山田錦と遜色なく、吟醸酒に向いた酒米です。酵母は現在ある酵母の中で最も高い芳香性を持つ1801酵母で、比叡山の雪解け水を使って醸しています。スペックは非公表ですが、呑んだ感じでは日本酒度が+3、酸度が1.8といったところでしょうか。
蛇の目に注ぐと爽やかで果実のような吟醸香がします。酒色は透明で、待ちきれずに口に含むと、穏やかな甘さと旨味を感じます。ベタつかずスッキリとした酒で、酸はそれほど主張せずに、呑み込む際に咽喉がガッと辛さを感じ、苦みを伴いスッキリとキレてゆきました。起承転結を想わせるなかなかの美味しさに、11代目と手と手をつないだ様でした。
さて、「おまかせ」のもう一本は何と『咲耶美(さくやび)』が入っていて、これも美味しいお酒なので、箱を開けたときは超ハイテンションになりました。早く呑みたいぜ。♪
\(。・_・。)ノ