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3月12日に八戸市公会堂から「NHKのど自慢」の公開放送がありました。予選会は前日の11日土曜日で、不肖私も予選会に参加することが叶いました。約二千五百人の応募があり、抽選で二百二十人が予選会に当選しています。本選出場はその中の十九人と更に狭き門で、熱唱した私もあえなく予選敗退でした。一生に一回は予選に参加したいという願いが叶い、良い思い出となりました。
予選会当選案内 予選会に出場
記念品を戴き 中には徽章が
さて先日、愛知県に住む長男から誕生日のプレゼントが届きました。有難い事に私好みのお酒で、きっとオヤジが呑んだ事のない酒をと考えて購入してくれたのでしょう。気遣いのできる息子を持って嬉しく思います。
今回届いたお酒は、静岡県藤枝市で明治15年創業の、志太泉酒造が醸す『志太泉純米生原酒山田錦』でした。古くからの地名の「志太郡にあった泉」と、「志し太く、泉のように湧き立つお酒」ということから『志太泉』と命名されたようです。造りは700石ほどの小さな蔵で、能登杜氏による寒造りを行っており、「助演の美学」を追求し、酒は料理を引き立てるものと考えています。
志太泉生酒 味のあるラベル
裏書をどうぞ 酒色はほぼ透明
酒米は酒造好適米の絶対王者の兵庫県産山田錦を100%使って60%まで磨いています。酵母は静岡酵母に拘っており、酸の生成を減らし吟醸酒に適するように静岡酵母HD-1を改良した静岡酵母NEW-5酵母を使用。仕込み水には南アルプスを源流とする瀬田川の伏流水を使って醸し、日本酒度+3、酸度1.4に仕上げました。
蛇の目に注ぐと色合いはほぼ透明で、香りは華やかでフルーティに香ります。口に含むと重厚でカラメルのような甘さを先ず感じ、その後に穏やかな酸味、そしてすぐ辛みに変わり、呑み込むと喉越しに苦味がきてスパッと切れてゆきました。盃を重ねるとジューシー&フルーティな味わいに「本当に食中手か?」と疑念も。二合で止めるのが惜しいような旨味たっぷりのお酒でした。
お酒は開栓して2~3日ほど置くと、酸化のせいなのか何かは分かりませんが味が変わります。酸っぱくなるお酒が8割と、2割が旨味の増すお酒のほぼ2種類になるでしょうか。このお酒はどう味変するのか楽しみです。後者だといいのですが、要は開栓したら早く呑むが肝要です。♪
\(。・_・。)ノ