2023年1月9日月曜日

大晦日には『鍋島 純米吟醸山田錦生酒』

いつも当ブログをご覧頂きまして、ありがとうございます。

毎年お正月には箱根駅伝を楽しみにしています。今年は往路、復路、総合で駒澤大学が優勝しました。レベルはまるで違いますが、私もマラソンを楽しみとして走っており、その日の体調次第でタイムが大きく延びたり縮んだりします。監督は選手の体調を把握しメンバー交代も行うのですが、予めエントリーされた選手は走りたいと思っているので、交代させられるのは残念でしょうね。しかし、優勝した駒澤大学の大八木監督の慧眼たるや大したもんだと思います。

さて、昨年末に日本酒通のF君よりお歳暮を頂戴しました。もちろんお酒ですが、やっぱり日本酒通の彼のチョイスは素晴らしく、入手困難といわれる佐賀県鹿島市の富久千代酒造が醸す『鍋島 純米吟醸山田錦生酒』を頂きました。鍋島の文字がパ-プルのラベルは、鍋島ブランドの看板酒と云われるお酒です。ありがたや~。この辺では売ってないし。

このお酒を醸す富久千代酒造は約400石の小さな酒蔵で、創業は大正末期ですが、酒類の小売り免許の規制緩和で売り上げが低迷する事に危機感を抱いた蔵元は、九州を代表する酒を造りたいと一念発起して新たなお酒造りに挑戦しました。試行錯誤する事数年。平成10年にやっと新たなお酒ができあがり、ネーミングは一般公募により、佐賀県の江戸期の呼称、鍋島藩に因み『鍋島』という名で新ブランドを立ち上げました。ラベルの左下にある「三十六萬石」とは当時の鍋島藩の石高です。その後、平成23年のIWC大吟醸部門でトロフィー(最優秀賞)を受賞し、現在では九州を代表する入手困難酒となりました。

鍋島山田錦生酒   パープルラベル



裏書きはシンプル  酒色は無色透明で

鍋島 純米吟醸山田錦生酒』の酒米は、酒造好適米の絶対王者「山田錦」を50%まで磨いた実質大吟醸で、多良岳山系からの良質な地下水で醸しています。蛇の目に注ぐと酒質はとろみがかっており、酒色はほぼ透明で、香りは甘さを帯びた爽やかな香りがして、香量も多く感じます。口に含むとピチピチした口当たりで、華やかに甘くフルーティ。舌の上の酸は軽やかで、辛さや渋みも程好く感じる程度。バランスの良さが米の旨味を際立たせています。旨い!やっぱり鍋島だ!。

「健康のためにお酒は控えて下さい」とお医者様に言われないよう、今年も筋トレやランニングで健康管理を徹底し、美味しいお酒を末永く頂きたいと願っています。♪

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