2022年9月4日日曜日

昨年のお歳暮で頂いた『陸奥八仙 華想い40純米大吟醸』

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先日ジャガイモをたくさん収穫しました。その部分が空いたので今度は大根の種を蒔いてみました。3日目で発芽し秋が深まった頃に収穫できる見込みです。






3日目で双葉が  

さて先日、昨年末にお歳暮でK建設様より頂戴したお酒に漸く手を付けました。生酒ではなく1回火入れですが、美味しく戴ける様にと今まで冷蔵庫で保管しておいた逸品です。そのお酒とは、昨年「世界酒蔵ランキング」で第一位となった地元八戸酒造が醸す『陸奥八仙 華想い40純米大吟醸』で、2019年のIWC(インターナショナルワインチャレンジ)の純米大吟醸部門でゴールド賞を取っています。

また、八戸酒造の創業は古く、1775年(安永4年)で徳川家11代将軍、家斉誕生の2年後にあたり、青森県初の「景観重要建造物」、そして「国登録有形文化財」にも指定された、八戸の貴重な宝物になっている酒蔵が、この『陸奥八仙』を醸しています。



 華想い40大吟醸  和紙のラベル

裏書をどうぞ  酒色はほぼ透明

旨いお酒の酒米は山田錦とよく云われますが『陸奥八仙 華想い40純米大吟醸』は酒米、掛け米とも「華想い」を40%にまで磨いて使っています。この酒米は青森県が15年の歳月を掛けて開発した酒造好適米で、「山田錦」と「華吹雪」を掛け合わせており、草丈が短く穂数が多いのが特徴で、ミネラル成分が多く且つたんぱく質が少ないため、大吟醸酒に適した酒米となっています。

酵母は「まほろば吟」で、日本醸造協会と青森県産業技術センターが共同で開発しており、華やかな香りを特徴とする大吟醸向けの酵母です。そして、仕込み水は蟹沢水源の湧水を使用して醸し、日本酒度-3、酸度1.4の大吟醸に仕上げています。

蛇の目に注ぐと、お酒の色はほぼ透明ですが、とろみがあるようにも感じます。香りは華やかで甘さを帯びた香りが。口に含むと『陸奥八仙』特有の甘さが、南国フルーツのようにフルーティ&ジューシーに。続いて感じる華やかな酸。極上の円やかな渋味と苦みが余韻を造り、そしてキレを造りました。こんな火入れ酒は吞んだことがありません。本当に1回火入れのお酒かと二度見するほど驚く美味しさです。

陸奥八仙』は殆どハズレが無く、素晴らしい味わいのお酒だと認めますが、近ごろお酒の単価がかなり高く設定されているような気がしています。四合瓶で二千円から三千円、またそれ以上の価格のお酒もあり、私的には入手困難酒になりそうな気がしてなりません。♪

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