2022年7月11日月曜日

世界酒蔵ランキング2021第一位は『陸奥八仙』の八戸酒造

いつも当ブログをご覧頂きまして、ありがとうございます。

毎年恒例だった『陸奥八仙』の八戸酒造が開催するSake Festival-新酒を楽しむ会-はコロナ禍故に未だ開催されていませんが、重傷者が著しく少なくなっているため、マスク着用の義務も緩和されつつあり、日本酒のイベントも徐々に開催されはじめています。

そうした中、昨年、八戸酒造が「世界酒蔵ランキング」で第一位となり、記念の「八戸酒造の世界第1位を祝う会」が八戸パークホテル開催されました。もちろん自称『陸奥八仙』ファンの私も、友人を誘い参加させて頂きました。

この「世界酒蔵ランキング」は【インターナショナルワインチャレンジ(IWC)】や【全国新酒鑑評会】などの国内外の6つの大きな日本酒コンテストに入賞した際の実績をポイント化し、合計の点数で順位を競います。(種々のコンテストに参加されていない酒蔵はランキングには含んでいません)

案内のチラシ  酒蔵世界一

ステージ  ブースのお酒

会場内を見渡すと、八戸市長を始め商工会議所会頭や、遅れての参加でしたが大島理森元衆議院議長までお出でになられ、その他にも面識のある方々がたくさんおられます。もちろんお世話になった日本酒クラブの面々も多数参加しており、旧交を温めました。

円卓にはコロナ対策の飛沫防止のアクリル板が設置されていますが、テーブルの中央付近には和らぎ水が置かれていました。定刻となり乾杯の『陸奥八仙Prototype2022』を給仕の方々がグラスに注いで下さいました。酒米は華吹雪を使用し日本酒度-37、酸度3.7の火入れ特別純米スパークリング酒です。乾杯の発生とともに一気に口に含むと、チリチリとしたガス感が口腔を刺すように刺激し、軽快な甘さとフルーティさに一同は顔を見合わせました。



乾杯酒  お世話になった職場の面々

テーブル酒は

1、陸奥八仙 夏吟醸

2、陸奥八仙 夏どぶろっく純米活にごり生

3、陸奥八仙 特別純米(火入れ)

4、陸奥八仙 ピンクラベル吟醸(火入れ)

5、陸奥八仙 赤ラベル特別純米(火入れ)

ブース酒は

6、陸奥八仙 黒ラベル特別吟醸(火入れ)

7、陸奥八仙 華想い50純米大吟醸(火入れ)

8、陸奥八仙 ISARIBI特別純米(火入れ)

 10、 陸奥男山 クラッシック(火入れ)

 

乾杯の余韻が冷め切らぬうちに次のお酒がテーブルにやってきます。今年の『陸奥八仙 夏吟醸』に期待を込めてグラスに注ぐと、酒色はほぼ透明で香りは華やかにフルーティ。待ちきれず口に含むと優しく甘酸っぱいジュースのようなお酒に、「今まではこんな味ではなかったなぁ」と私。麹米は「花吹雪」掛米に「まっしくら」を使ったアル添ですが、日本酒度-6、酸度が1.5と美味しいはずです。また、涼やかな青い瓶が清涼感を増していました。

事件は次のお酒で起きます。『陸奥八仙 夏どぶろっく』がテーブルに来て、早速開栓したら、何と一気呵成に中身が噴出しました。なすすべなく見つめる私。お酒は瓶から溢れ、厚い絨毯に吸い込まれます。今までこんなに噴出したことが無かったので、とんだ失態を犯してしまいました。テーブルの皆さんスイマセン。それからも順次『陸奥八仙』を頂き、またたくさんの方々との語らいを楽しませて頂きました。

夏吟醸  夏どぶろっく

特別純米 【ピンク】吟醸




【赤】特別純米 元日本酒クラブメンバー


世界最高峰の酒蔵のお酒を呑める幸せに、八戸市に生まれて本当に良かったと思いました。因みに酒蔵ランキングの第2位は『紀土』でお馴染みの和歌山の平和酒造、第3位は『蓬莱』の岐阜県の渡辺酒造店、第4位は『』の三重県の清水清三郎商店、第5位に宮城県で『伯楽星』の新澤醸造店となりました。みんな有名な酒蔵ばかりの中で第1位は本当に立派だと思います。『十四代』や『花陽浴』も参加したらどうなるのかは、気になるところです。♪

(。・_・。)ノ