2022年6月5日日曜日

『百十郎米吟醸 青波BlueWave爽快淡麗旨辛口』を義兄より

いつも当ブログをご覧頂きまして、ありがとうございます。

一昨年にアレカヤシを頂戴しました。小さかったアレカヤシも徐々に大きくなって愛着が増した頃に驚きの減少が!。何と黄色く可愛らしい花が咲いたのです。何回か育てていますが初めて見ました。これは吉兆かもと、喜んでいる次第です。

まだ小さいアレカヤシ  黄色い花が

さて、先週お届けしたブログの『羽根屋』は義兄から頂戴したのですが、もう一本頂いたと書きました。それが今回ご紹介する『百十郎純米吟醸 青波BlueWave爽快淡麗旨辛口』です。いいチョイスですねぇ。

このお酒は、濃尾平野の北部に位置する、岐阜県各務原市の林本店が醸しており、創業は大正9年で主力酒は創業者の名前から頂戴し『榮一』となっていました。五代目蔵元は女優のように美しい林里榮子さんで、その方が20123月に立ち上げ命名した現低流通ブランドが百十郎です。

酒名の由来は以前にも述べていますが、地元に実在した歌舞伎役者の名前(市川百十郎)からきており、約90年も前に1200本もの桜を寄贈し、現在も桜の名所100選の百十郎桜として親しまれています。そんな桜の下で楽しく呑めるお酒をと、2010年に造ったのが『百十郎』でした。『百十郎純米吟醸 青波BlueWave爽快淡麗旨辛口』は夏酒として清涼感を追求したお酒で、ラベルには青い波の下地に紺色の隈取が施されています。



百十郎青波  隈取も鮮やかに

無添加マーク  裏書をどうぞ







仄かに琥珀色

酒米は五百万石を使用し、酵母は岐阜県で開発した華やかな香りを強く感じて、且つ後味がスッキとした呑み口となる岐阜G2酵母。長良川の伏流水を仕込み水に使い、日本酒度+10、酸度1.5の辛口のお酒です。

蛇の目に注ぐと、お酒の色は仄かに琥珀色です。香りは香量も多く華やかで爽快、そしてフルーティ。いわゆる吟醸香なのでしょう。口に含むと舌の上では何事もなかったかのように大人しいのですが、直ぐに乳酸菌醗酵によるきつい酸味がやってきます。呑み込むと辛さがジワジワと湧き上がりました。酸も同調し際立つことなく地味にやってきます。これはもうお料理を美味しく頂くためのお酒です。タイのお刺身やしめ鯖、酢豚など美味しかった~。

因みにこの酒蔵は、日本初の乳酸菌を活用した次世代無添加製法を確立しており、蔵元は美しいだけではなく遣り手なのです。現在日本酒は、健康志向飲料として見直されており、経済産業省が「ムテンカSAKE」プロジェクトと銘打って注力していますが、林本店はいち早く流れに乗っているのです。♪

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