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八戸市に待望の美術館が完成し、10月初旬にプレオープンのイベントとして八戸市文化協会選抜作家展が開催されました。ウチの奥様も出品させて頂いているので私も観賞して参りましたが、絵画・写真・書道の三部門のレベルの高い作品が揃っており、見ごたえ十分のイベントでした。
八戸市美術館 作家展のパンフ
さて、前々回ブログに載せたお酒は弟より頂いた『Chateau TAISETSUNOKURA大吟醸彗星40』でしたが、このお酒のシリーズは『彗星』『吟風』『きたしずく』の大吟醸トリオで発売されており、昔から懇意にして頂いている生命保険会社のO様から退職のお祝いにと戴いたのが、今回ご紹介する『Chateau TAISETSUNOKURA純米大吟醸 吟風50』です。
このお酒はオエノングループが傘下に置く、合同酒精の旭川製造所で造られており、その他に秋田県発酵工業と福徳長種類韮崎工場の3個所の工場がそれぞれ『大雪の蔵』『一滴千両』『福徳長』を醸しています。因みに二十年前までは八戸にも酒蔵があり、大吟醸のお酒は群を抜く美味しさでしたよ。
『Chateau TAISETSUNOKURA純米大吟醸 吟風50』は北海道のほぼ中央にある旭川市にあり、この地は北海道第2位の人口を持つ日本最北の中核市として栄えています。合同酒精の旭川製造所「大雪乃蔵」では「北海道産の米・大雪山系の伏流水・寒暖差の大きい冷涼な気候」に恵まれた土地柄で、最新機械によりオートメーション化した温度や湿度で、高い技術力の職人たちがお酒を造っています。ボトルのラベルにはやはり大雪山の御鉢平カルデラをデザインしています。
ワインボトル 肩のポップ
酒米は北海道産として、2000年に品種登録された酒造好適米「吟風」を50%まで磨いた大吟醸で、仕込み水は北の灘と呼ばれる大雪山からの清冽な水を使い、日本酒度+2、酸度1.2に醸しています。
『Chateau TAISETSUNOKURA純米大吟醸 吟風50』を蛇の目に注ぐと、お酒の色は微かに琥珀色で、香りは華やかにフルーティ。口に含むとやはり淡麗辛口のようですが、口腔の上方にパワフルな酸味を感じ、そして鼻腔からその酸が抜けていきます。辛さも時間差で表れて、呑み込んだ後はキレが良く、後味にも酸味を感じました。シメ鯖を頂きながら美味しく吞む事ができましたよ。
あとは『きたしずく』だけか…。そう云えば、生保会社のO様に頂戴したお酒の感想とお礼を未だ言ってなかったので、早速ブログを読んで下さいと伝えよう。でも、それでは人間としてダメかも知れないなぁ。♪
\(。・_・。)ノ