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天高くスポーツの秋となりました。しかし、コロナ禍により当市のトレーニング施設は9月末まで閉鎖予定でしたが、罹患者の人数が減らないため再開が危ぶまれます。落ちた筋肉を再度復活させるべく頑張りたいのですが、器具に頼らず腕立て、腹筋、スクワットで当面を凌ごうと思っております。
さて、先日弟がお酒を相伴にやって参りました。月に1回は一緒に呑みたいのですが、お互い仕事や家庭の事もあり簡単ではありません。まぁ、私は退職しヒマなのですが…。弟に以前買って貰ったお酒が冷蔵庫に仕舞われており、漸く日の目を見た秋田の銘酒『特別純米原酒火入れ福小町番外編限定品』を頂く事になりました。以前、このお酒の生原酒を呑ませて頂きましたが、フルーティでとても美味しいお酒だった事が斬新なラベルを見ると思い起こされます。
豪快なラベル 酒の情報が
味わいの様子が 酒色は少し琥珀
このお酒は秋田県湯沢市で、元和元年(1615年)創業の木村酒造が醸しており、主力酒は『福小町』と『角右衛門』です。元和元年には「大坂夏の陣」があり、豊家の重臣木村重成は討ち死にしましたが、木村一族はその前に起こった慶長五年(1600年)の関ヶ原の戦いで敗れ、敗走して秋田までたどり着き、その後酒造りを生業として令和の今まで約4百年の歴史を紡いでいるのがこの木村酒造です。こんな身近に豊家とは。
酒米は多収で酒造適正に優れた「ぎんさん」と、大粒で吟醸酒用の専用品種「吟の精」、酵母はまろやかな味わいと華やかな香りが特徴の「協会1801号」を使い、仕込み水は雄物山系の伏流水で醸しています。上槽後、圧搾した後に炭素ろ過をせずにそのまま火入れし、酒蔵で熟成させた限定品で、日本酒度±0、酸度1.3の甘口のお酒です。
『特別純米原酒火入れ福小町番外編限定品』をグラスに注ぐとお酒の色は少し琥珀色で、香りは爽やかに優しい香り。口に含むと生酒同様にフルーティさがあり、優しいマイルドな酸が旨味となっているように感じます。後味には別の顔の酸味が現れ、辛さと合体し舌の奥をジワーとさせました。スイスイと呑めるお酒で、あっという間に空瓶となりました。
焼酎派の弟に今回私が準備したのは、Al度数33%の限定米焼酎。何しろ米焼酎は種類が少なくて、あちらこちらと探しやっと手に入れた次第です。♪
\(。・_・。)ノ