2021年9月12日日曜日

花酵母の蔵が醸す『天吹冬に恋する純米大吟醸生』

 いつも当ブログをご覧頂きまして、ありがとうございます。

家庭菜園は今も未だ続いており、ナスがたくさん実をつけて収穫を楽しんでいます。今回のナスは長ナスなので、油断していると写真のように長―くなってしまいます。

たくさん実る  こんなに長い

さて、今回で3回目の『天吹』です。以前呑んだ際に、とても美味しかったのでまたまた購入させて頂きました。今回ご紹介するのは『天吹冬に恋する純米大吟醸生』で、日本酒の初心者をターゲットにしたフルーティで甘口の「恋するシリーズ」です。

酒蔵は佐賀県三養基郡(みやきぐん)で創業が元禄時代という天吹酒造合資会社が醸しており、蔵名は屋号にある「天より吹く神」である【風神】を尊び名付けられています。また、花酵母を使う事でも有名で、東の来福酒造、西の天吹酒造が両横綱でしょうか。佐賀県は『鍋島』や『東一』『東鶴』など、美味しいお酒が目白押しで、レベルが高いと県だなぁと思っています。

天吹冬に恋する純米大吟醸生』の酒米は食用米でモチモチ食感「夢しずく」。酵母は「おしろい花」の花酵母を使い、仕込み水は霊峰脊振山系の軟水の伏流水で醸し、日本酒度+1.0、酸度1.8は甘口で酸味のあるお酒です。




雪だるま  裏書をどうぞ

 







酒色は透明

蛇の目に注ぐと酒色はほぼ透明、いや仄かに琥珀色か。香りは華やかで甘味を予感させます。口に含むと穏やかでフルーティな甘さを感じ、その甘さのすぐ後に柔らかな酸味が。辛さは無く、後味に心地よい苦みがほんのり。キレも良く、後から舌にじわっとシビレ感が。美味しさのあまりお酒の手が止まらずに、二合を越えて呑んでしまいました。

このお酒は大吟醸なのに一升瓶で税込み3.300円と私的にはコスパが良いお酒だと思っております。酒米を半分まで削ると材料代も結構掛かるし、削り賃も掛かります。ちょっとした純米酒でも3.000円くらいで売っているので、大吟醸でこの価格はリーズナブルではないでしょうか。♪

(。・_・。)ノ