2021年8月9日月曜日

近所のスーパーに『阿櫻特別純米無濾過生原酒中取り限定品』

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わが家の庭で春一番に咲く花がチューリップですが、今年も色とりどりの花を咲かせてくれました。花が終わった頃には肥料をあげて球根を育てていましたが、7月に入り掘り上げました。10月には再度植え付ける予定でおります。


掘り上げた球根  日陰に干し

さて、奥様の荷物持ちとしてスーパーに連れ立って行くのですが、なかなか「おっ」っという日本酒には出会えません。が、先日、沼館にある「カブセンター」に行った際にとうとう見つけたのが『阿櫻特別純米無濾過生原酒中取り限定品』でした。しかもリーズナブルなお値段で。

このお酒は、豪雪地帯ならではの「かまくら」で有名な、秋田県横手市で明治19年創業の阿櫻酒造株式会社が醸しており、寒冷な気候を利用し醪の仕込みから醗酵までを低い温度で長い時間を掛けじっくり醸す「秋田流寒仕込み」の手法を使っています。因みに、インターナショナルワインチャレンジ2020では、『阿櫻大吟醸』が金賞を獲得しています。

酒米は秋田を代表する「秋田酒こまち」で、酵母は「協会7号」の改良版でオレンジのような華やかな香りが特徴の「協会701号酵母」。仕込み水は、洗米からの全ての工程で奥羽山系の伏流水を使い醸していますが、ベニーマートに専用に卸しているためか、ラベルには「紅(ベニー)」の文字が入った限定品となっています。


横手の阿櫻 ちょっとアップ




裏書をどうぞ 酒色は仄かに琥珀

蛇の目に注ぐと酒色は仄かに琥珀色です。立ち香は仄かで、口に含むと爽やかな甘さの後に直ぐに酸味が。舌にピリ感はなく、呑み込むと辛さと酸味がやってきました。日本酒度は公表されていませんが、+5位で酸度は1.6位だと思いました。

二日後の買い物の際にお酒売り場に伺いましたが、5本くらいあった『阿櫻特別純米無濾過生原酒中取り限定品』は既に売り切れて、別のお酒が並んでいました。さすが『阿櫻』と思った次第です。♪

(。・_・。)ノ