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今年の夏は八戸市でも30℃超えの暑さが続いておりましたが、お盆の少し前から最高気温が20℃を下回っており、過ごし易いのレベルを超えて、逆にストーブを点ける生活となりました。
さて、退職した際に頂戴したお酒を呑ませて頂いておりますが、偶には自身でもチョイスしたお酒が吞みたいと思い立ち、八食センターへ車を進めました。キラ星の如く並ぶお酒の中で発見したのが『にいだしぜんしゅ生酛はつゆき生』です。
にいだしぜんしゅ はつゆき
裏書をどうぞ 酒色は白く濁り
このお酒は、福島県郡山市で創業正徳元年(1711)の仁井田本家が年末年始のためのお酒として醸しており、主力酒は『金寶』で屋号の「寶来屋」から取っています。また蔵元の名前から一文字頂いた『穏』も人気酒となっているようです。この蔵は、全国に先駆け全てのお酒を農薬や化学肥料を一切使わず、且つ純米酒だけを造っており、体に優しい日本酒です。ラベルの文字は簡素で美しい仮名の流れに未来への願いを託しているそうです。
酒米は無肥料・無農薬のトヨニシキを使い、酵母は蔵付き酵母、仕込み水は自社近くの「竹ノ内の井戸」から汲み上げたミネラル分の多い準硬水で醸し、「あらばしり」の部分を瓶に詰めています。
『にいだしぜんしゅ生酛はつゆき生』の開栓のため、アルミのキャップシールをほどいたとき、「ドンっ」という衝撃の音とともに栓が勝手に吹っ飛びました。中身は噴出しなかったものの超驚きです。利き猪口に注ぐと蛇の目が見えないくらいに白く濁っています。口に含むと穏やかな口当たりで、爽やかな甘さと舌にピリピリと心地よい刺激が。酸はキラキラ酸で、辛さは呑み込んだ後にジワッと追いかけてきました。お酒の詳細は非公開ですが、日本酒度は-10くらいでしょうか。とても美味しく当ブログの元旦のランキングに入りそう。
因みに醗酵の強いお酒の瓶を冷蔵庫内で横にして保管してはいけません。そう、蓋が吹っ飛んで中身が冷蔵庫内にこぼれておりました。美味しいお酒だったのに本当にもったいない。♪
\(。・_・。)ノ