2021年8月23日月曜日

福井の雄、加藤吉平商店の『梵槽場旬搾り純米大吟醸磨き三割五分無濾過生原酒』

 いつも当ブログをご覧頂きまして、ありがとうございます。

昨年整備した花壇に、お盆用にとミニヒマワリを植えました。そのミニヒマワリは私の背を越えてグングン育ち・・・・あれっ、ミニなのに。まぁ、元気に育てばそれに越したことは無いかと思っています。







花壇のひまわり

さて、私の退職祝いに義兄から『雨後の月純米大吟醸Black Moon』と『川鶴純米吟醸限定生原酒雄町』、そして梵槽場旬搾り純米大吟醸磨き三割五分無濾過生原酒3本を頂戴し、先の2本は既にご紹介致しましたが、今回は最後の『』を呑ませて頂きました。




梵の立ち姿  磨き三割五分


 槽場旬搾り  酒色は微かに琥珀

』は福井県鯖江市にある加藤吉平商店が醸す福井を代表するお酒で、幕末「桜田門外の変」が起こった万延元年(1860)に、両替商だった加藤吉平が創業しています。以前にもご紹介しましたが『』とは「誕生」「創造」を、またサンスクリット語で「けがれなき清浄」を表しています。

酒米は兵庫県産特A地区の契約栽培山田錦を35%まで磨いて使用し、酵母は酸の少ないKAT9号の自社酵母、白山連峰日野川の伏流水(軟水)で醸しています。無加圧で放置した酒袋から、流れ落ちる酒を斗瓶に集めた無濾過の大吟醸生原酒です。

蛇の目に注ぐと酒色は薄っすらと琥珀色で、爽やかな柑橘系の香りが。口に含むと重厚な甘さの後直ぐにピリッとした辛さを感じ、舌にジワ感を残しません。山田錦の米の旨味を直に感じるザ・日本酒と呼ぶべきお酒です。

八戸はコロナの発症が止まらないために、行きつけの居酒屋「海ぼうず」さんにお邪魔できずにいます。早くワクチンを2回接種したいのですが、八戸市民は10月中に打ち終われるかどうか本当に心配です。♪

(。・_・。)ノ