いつも当ブログをご覧頂きまして、ありがとうございます。
「父の日」に愛知の長男夫婦よりプレゼントが届きました。お風呂で心身ともリラックスできるようにと入浴剤です。早速、お湯に投入して入ってみると有難さが身に沁みました。
入浴剤セット 粉を投入
さて、本当に有難い事に私の退職祝いにと、たくさんの方々よりお酒を頂戴しました。今回呑ませて戴くのは、八戸工業高校の先輩で私が在職中から大変お世話になった元公務員のT氏より頂戴した『裏・陸奥八仙純米大吟醸無濾過生原酒』です。T先輩は人柄が抜群に良く、後輩の私のような者にまで丁寧に接して下さり、誰からも好かれる方です。いい人って、こんな人の事をいうのだろうなぁ。
『陸奥八仙』は、私の地元八戸市で元文年間(1740年代)創業の八戸酒造が醸しており、「文化庁登録有形文化財」に指定されている酒蔵は、大正時代にスコットランドから輸入された鉄骨に、煉瓦を積んで建設された由緒ある酒蔵です。また、お酒の旨さも立派なもので、毎年数々のコンテストにおいて受賞しており、昨年は年間の受賞歴をポイント化した【2020世界酒蔵ランキング】で、岐阜の渡辺酒造店に次いで第2位となった酒蔵なので、どのお酒も美味しくないハズがありません。
実は『裏・陸奥八仙純米大吟醸無濾過生原酒』は、『陸奥八仙純米大吟醸生華想い50』の荒走りと責めをブレンドしたウラ技のお酒らしく、酒米は青森県が誇る酒造好適米の雄「華想い」、酵母は「まほろば芳(かぐわ)」、仕込み水には石灰岩層の地中深くから汲み上げた清冽な伏流水を使って醸し、日本酒度-2,酸度1.4の大吟醸です。
蛇の目に注ぐと酒色はほぼ透明で、立ち上る香りは華やかな吟醸香。口に含むと舌にピリ感を感じますが、華想いの重厚な旨味が生酒特有の味わいに加わり甘さも感じます。呑み込む前には華やかな酸味、呑み込んだ後には咽喉にじわっと辛さがやってきます。息を吐くと「旨い!」としか言葉がありませんでした。さすが、陸奥八仙。
コロナ禍でお酒が売れなくなっているとの報道もありますが、美味しいお酒は別格なのでしょう。私も日本酒を購入することで、若干ですが貢献したいと思っております。♪
\(。・_・。)ノ