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年も明け八戸市のコロナ事情として1月は延べで20人足らずで、感染者の足取りなどが特定されており、今のところ街中は大丈夫と判断し、マスク・消毒手洗いに留意しながら居酒屋「海ぼうず」さんに伺いました。
当日は、同じ中学を卒業し二十代に八戸市民ナイターバスケットで一緒にプレーした仲間と集い、当時にタイムスリップしたかのように、昔話に花が咲きました。
上段は量り売り その下が飲み放題エリア
乾杯は皆さんがビールで、私は当然の如く日本酒を。乾杯のお酒として冷蔵庫内を見廻して、掴んだ一升瓶は『特別純米勝山本生酒 縁』です。宮城県仙台市で創業は元禄年間(1690頃)の伊達家御用達でも有名な勝山酒造のお酒です。勝山酒造は「勝ち星を山のように取る」という縁起からきており、『縁』は「皆様との素敵な御縁がありますように」と名付けられています。2015年には消費者が最も美味しいお酒として選ぶ「サポーターズセレクション」において金賞を受賞したお酒としても有名で、搾りたての鮮度を保つため、早瓶火入れをした後に酒質を安定させるよう-5℃の氷温で貯蔵しています。
酒米は宮城が誇る仙台産「ひとめぼれ」で、泉ヶ岳から湧き出る天然シリカを多く含む軟水を深井戸から汲み上げ、日本酒度±0に醸しています。
香は優しく仄かに酸の香り。口に含むと生酒の旨味を感じますが強い酸味もあります。呑み込んだ後は口の中がサッパリ・スッキリ。仄かにフルーティさもありました。
天美生原酒 裏書をどうぞ続いてのお酒を捜索途中でお店の御主人から「天美も美味しいですよ」と声を掛けられ、口元がだらしなくほころびます。酒名は「天の恵み(美禄)を醸す」から『天美』としており、山口県下関市の長州酒造が醸しています。もともと150年の伝統ある蔵が休業している場所に、新規の酒蔵を建築し最新鋭の機器を導入して、新人3人の蔵人と杜氏1人で酒造りを行っています。その杜氏とは、香川の川鶴酒造や三重の清水清三郎商店で約20年間杜氏をしていた藤岡氏で、2020年に長州酒造を再出発させ、そのお酒が『天美純米吟醸生原酒』です。
酒米は王者「山田錦」で酵母は香露酵母といわれる酸が少なく香気の高い901号酵母。仕込み水は蔵内の井戸から汲んで使い日本酒度は+2、酸度1.5のお酒に醸しています。
香りは穏やかで仄かにフルーティ。口に含むとジューシーさにビックリ!。強い甘さと爽やかな酸味、仄かな辛さがバランス良く、ご主人の「お薦め」の力量を再確認させられました。
その後も『浜千鳥純米吟醸吟ぎんが仕込み斗瓶囲い』、『望 純米吟醸夢ささら初しぼり生原酒』、『福田純米吟醸山田錦』、『山本ターコイズブルー純米吟醸』、『角右衛門純米しぼりたて直汲み生酒』と頂いて時間となりました。(本当はもっと呑みましたが)
岩手の浜千鳥 栃木の望
長崎の福田 秋田の山本
秋田の角右衛門 十四代もズラリと
何時間走っても疲れなかった20代でしたが、今は5分も走れないとみんなは口々に。平時ランニングしている私は大人の対応で「そうだよね」と。懐かしい思い出話に全員その当時に戻ります。あっという間に40年が経ち容姿や体形は変わりましたが、昔を語る瞳の輝きは20代のままでした。♪
\(。・_・。)ノ