弊社の行事には社員のコミュニケーションを深めるものが幾つかあり、お盆休み前のビアガーデンもそのひとつとなっていますが、今回も大人気の焼肉店「焼き肉一心亭」様で開催されました。この店はとにかく旨い!。しかも、それが食べ放題!。しかし、コロナの事もあり3密にならないように気を配りながらの宴席でした。
高知の美丈夫 米一粒酒一滴
H君がN君に
今回日本酒党のために準備したお酒は『美丈夫純米吟醸山田錦 米一粒酒一滴』で、日本一風が強い事で有名な高知県室戸岬近くの安芸郡田野町で、明治36年創業の濱川商店が『美丈夫』の新商品として醸した1回火入れのお酒です。酒米は絶対王者の「山田錦」を使い、酵母は香りが豊かな高知酵母、馬路村「千本山」の日本三大美林から生まれる、奈半利川の伏流水を地下より汲み上げた超軟水で醸し、低温発酵、氷温貯蔵したお酒です。
開栓するとフルーティな吟醸香は果実のよう。口に含むと甘さときれいな酸が入り混じり、米の旨味となっています。呑み込むと咽喉がジワジワして辛さがやってきました。甘さ、酸、辛さのバランスが良く、それが旨味となっており、皆さんは「呑みやすくおいしい」を連呼していました。
杣の天狗 旨にごり
社長と私
この人数では1升では賄えず、もう1升取り出したのが琵琶湖の西岸に位置する、滋賀県高島市で創業は江戸末期の1862年上原酒造が醸す『不老泉 杣の天狗純米吟醸うすにごり生原酒』です。杣(そま)は、樹木を植え材木を取る山の事で、当地、朽木地方の杣の木こりをイメージした酒名です。
全国に3台よりない木槽から天秤を使い、3日間掛けて雑味の無いお酒を搾ります。もともと『不老泉』は山廃をベースにしていますが、今回の『杣の天狗』は速醸により造られており、酒米は地元高島産の「山田錦」を使い、酵母は10号酵母で、蔵の入り口にある湧き水で醸し、日本酒度+3、酸度1.7のうすにごりのまま瓶詰めしています。
『不老泉
杣の天狗純米吟醸うすにごり生原酒』をグラスに注ぐと美味しそうに濁っており、香りは果物のような香りが穏やかに。口に含むとジュースを飲んでいるような味わいで、ほんの少し微発泡感もあり、ジューシー&フルーティで柔らかな口当たり。適度な酸味と辛さ、甘さがバランス良く旨味に変わります。キレも良く焼き肉でも全く問題なしの美味しさでした。
コロナの第2波は未だ八戸まで到達していないので、このように社員で集まる事ができますが、関東以南の方々の心痛をお察し致します。♪
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