先日、ウチの奥様が城下一丁目の「八通ギャラリー」をお借りして書展を開催させて頂きました。たくさんの方々にご来場頂き盛況で大変ありがたいのですが、なかには菓子折りなどを持参して下さる方もあり申し訳なさでいっぱいです。初日の夕方にはギャラリートークも行い、個々の作品について解説しましたが、笑い声の溢れる楽しい時間が過ぎたようです。
私は受付を担当 ギャラリートーク
さて、昨年11月に東京駅地下グランスタで購入させて頂いたお酒ですが、奈良県御所市の千代酒造が醸す『篠峯ろくまる山田錦純米吟醸無濾過生原酒』です。日本酒の会では『裏篠峯ろくまる純米吟醸無濾過生うすにごり八反35号』を昨年3月に頂き、ランキングでは次点となった銘柄でした。
篠峯は有名で 人気の銘柄です
御所市は天孫降臨伝説のある神話の里で、葛城山からの豊富な伏流水が湧き出る地でもあります。酒米は奈良県産山田錦で、酵母は酸味が少なく高い吟醸香を発する明利系酵母。日本酒度は+2、酸度2.0のお酒に仕上げました。
開栓すると「ジュッ」と微細な泡が上がります。蛇の目に注ぐと微かに甘さを予感させる香りがたち、透明な酒色でした。口に含むと甘さと酸味が同時にやってきて、舌に少しヒリヒリとさせますが、その舌の奥では優しい甘さを感じ辛さは無く上品な旨味を醸しています。一言でいうとバランスが取れたジューシーな美味しさです。
酒色は透明で
俗に「名物に旨い物無し」と言いますが、なかなかどうして美味しいお菓子もたくさんあります。私は最中(もなか)を基本的に嫌いで食べないのですが、お菓子の中で一番好きなのは、千葉の「武蔵鍔」という最中です。矛盾しているようですが本当に美味しいので、機会がありましたら皆様もどうぞ召し上がってみて下さい。♪
\(。・_・。)ノ