今年のお盆休みには長男が夫婦で帰省し、とても賑やかなお盆となりました。馬場のぼる先生の「11ぴきのねこ」が大好きだと言うお嫁さんを誘って、三戸町のほのぼの館や三戸道の駅を訪ね、写真を撮ったりグッズを購入したりと、大いに感動してもらったと思っています。
ねこたちと一緒に ほのぼの館の入り口
さて、毎回感動を覚える日本酒の品揃えの居酒屋「海ぼうず」さんに、高校時代に同じ部活だったF君と行って参りました。F君はあまり日本酒を得意ではない様ですが、私がムリムリ誘い修行だと思って付き合って頂きました。
今回も3階は見事な銘柄が 1階2階も超VIP感が
乾杯のお酒は、F君がとりあえずビールで私はもちろん日本酒。愛知県津島市で創業明治元年の長珍酒造が醸す『長珍純米無濾過生詰めSUMMERJUN』です。「長珍(ちょうちん)」とは珍しい名前のお酒ですが、創業当時の酒蔵の屋号が「提灯屋」だったので、勘違いする人が続出したため、美味しいお酒を長く珍重されるようにと『長珍』にしています。
長珍とは・・ 彩花の夏バージョン
酒米は兵庫県産山田錦を麹米に、掛け米は山田錦の孫にあたる「夢錦」で、仕込み水は木曾三川伏流水を蔵の井戸より汲み上げて使用し、日本酒度+9、酸度1.8と酸味の強い辛口で1回火入れのお酒になっています。
香りは無濾過の香りと酸の香りが混じっています。口に含むと爽やかな旨味を感じますが、口中にジワジワ感が残り酸味が遅れてやってきます。塩辛にはピッタリのお酒でした。
続いて頂いたのは福岡県久留米市で、田園地帯の中にある旭菊酒造が醸す『特別純米夏あやか』です。酒蔵は明治33年の創業で、日本の象徴である菊の紋が、朝日(旭)が昇るような勢いとなるようにと名付けられています。酒米は山田錦、酵母は香り高く酸の少ない9号酵母を使い、九重山系の伏流水を仕込み水に、日本酒度+5、酸度1.4、アルコール度数は14%と夏用にスッキリ軽やかなお酒です。
香りは華やかで酸は感じません。口に含むとスッキリとした吞み口で、辛さもそれほど感じませんが、淡麗辛口のような味わいと旨味、そしてキレも良く、ホッケ焼きが美味しく頂けました。
日高見氷温貯蔵 「たかちよ」は絶品
その後に宮城県石巻市の平孝酒造の『日高見 夏吟 氷温貯蔵』、新潟県の高千代酒造の『たかちよ純米大吟醸SUMMER BLUE 』などなど頂戴しております。
F君もさすがに『たかちよ』には驚いたようで、これが日本酒?と申しておりました。この日本酒の味わいに考えを新たにした様で、再度の乾杯を誓ってお店を後にしています。♪
\(。・_・。)ノ