2018年4月23日月曜日

やっと巡り合った『百十郎 無濾過生原酒G-mid』


 
 いつも当ブログをご覧頂きまして、ありがとうございます。

八戸は桜が満開で、新井田川沿いでは桜を愛でながら気持ちよさそうに散歩やジョギングをしていました。
さて、今回は仕事で御世話になっている方と「酒と肴と男と女 海ぼうず」さんにお邪魔させて頂きました。その方とは2回目となるでしょうか、日本酒の素晴らしい品揃えを絶賛していますが、彼の乾杯はとりあえずビール。私が冷蔵庫より乾杯に選んだのは、最上段から『花陽浴 純米吟醸無濾過生原酒おりがらみ 』でした。

 至高の花陽浴の中でも  おりがらみは最高

このお酒は埼玉県羽生市にある南陽醸造株式会社で、若き蔵人が中心となって「日本一美味しいお酒を造る」を目標に頑張っており、近隣からも愛されている酒蔵です。『花陽浴 純米吟醸無濾過生原酒おりがらみ』は希少な酒造好適米「八反錦」と利根川水系の井戸水により醸しており、極少量のあらばしりの部分を瓶詰めしています。香りは華やかにフルーティで、美味しそうというのが香りからでも十分に分かります。口に含むとスーパージューシー&スーパーフルーティで、おりがらみの旨味が甘味や酸味とバランス良く混じり合い、私の要求を全てクリアする完璧なお酒でした。今年の『花陽浴』は旨かったー!!

 やっと出会った百十郎  開運無濾過生

花陽浴』の興奮が冷めやらないのですが、次なるお酒を吞み放題エリアから探していたら、驚きのお酒を発見!!。やっと出会ったよ『百十郎 無濾過生原酒G-mid』。『百十郎』を醸す株式会社林本店は、岐阜県各務原市にあり創業は大正9年で、お酒のネーミングは地元に実在した歌舞伎役者の名前(市川百十郎)に由来します。杜氏は東京農業大出の5代目蔵元の女性杜氏が醸しており、2011年から「女性らしく強く凛とした酒」を目指して『百十郎』を立ち上げました。2016年には秋田の天寿酒造の杜氏だった方を技術顧問に招き、それに伴い設備も一新し更なる旨さを追求しています。

百十郎 無濾過生原酒G-mid』の「G-mid」は岐阜のG、G酵母のG、イメージカラーGreenのGとしており、midは日本の中央という事です。香りは華やかでフルーティ、口に含んだらジューシーさはハンパなく、『花陽浴』の後でなければ「こりゃ何て酒だい!!」という感じ。本当に驚きの美味しさでした。

 大倉特純無濾過生  風が吹く中取り

  別品彌右衛門  長崎の老舗、福田だ!

その後もいろんなお酒を頂戴しましたが、気になったお酒は、長崎県平戸市で創業は花の元禄元年(1688)の福田酒造が醸す『福田純米無濾過生原酒山田錦』です。江戸時代には平戸藩の御用酒となっており、現在の蔵主は14代目です。主力酒は『福鶴』ですが、焼酎も造っています。

酒米は山田錦100%で、酵母は九州なので協会901号の熊本酵母、仕込み水が安満岳山頂付近より湧く軟水を使用しており、無濾過生酒なのでこれで美味しくない訳がありません。香りは仄かですが口に含むとフルーティで甘さもあり、後味に酸味がやってきます。米の旨味と無濾過の旨味が相まって、美味しい味わいのお酒になっています。

  3階の特別限定酒    12階の呑み放題酒

ラストオーダーの声が掛るまでガンガン吞み続け中締めとなりましたが、私の呑むペースが異常だったようで、同伴の方は途中で呆れていたような気がします。この品揃えなら当たり前のような気がするのですが・・・♪

(。・_・。)ノ