毎週月曜日に更新しておりますが、有難いことにFacebookに「いいね」をレギュラーの方々より頂戴します。また時々、知らない方々より頂戴することがあるとテンションがグッと上がります。ある方に聞いたところ「いいね」をしたくてもやり方が難しくてできない・・と言っていましたが努力の甲斐あって頑張って学習し、その方より「いいね」を頂いたときは嬉しさも倍増でした。・・ということで「いいね」を広くお待ちしますので宜しくお願い申し上げます。
さて、仕事で青森市に通勤している義兄より、超レアでプレミア酒『田酒純米吟醸辨慶100%』を頂戴しました。どこからこの様な素晴らしい日本酒を入手されたのか、本当にありがとうございます。全国的にも超有名な『田酒』は青森市の創業明治11年(1878年)、株式会社西田酒造店で醸しているお酒で、軟水となる八甲田山系の伏流水で醸しています。
今回の酒米は私が初めて聞いた「辨慶(べんけい)米」で大正12年に「山田錦」ができる前の主力酒米「山田穂」と並び立つブランドだったようですが、「山田穂」は「短稈渡船」と交配し王者「山田錦」ができました。しかし「辨慶」もいろんな品種と交配しましたが良い酒米ができずに淘汰されてしまったようです。しかし、時が流れ兵庫県の農業試験場に保存されている種籾を復活させ、現代の技術で美味しいお酒にできることが分かりました。西田酒造でも平成24年頃より毎年1タンク仕込んでおり、『田酒純米吟醸辨慶100%』と『善知鳥純米吟醸辨慶100%』になっています。
初めてお目に掛り キリッと田酒
辨慶100%だ!! 少し滓っぽく
キンキンに冷やした『田酒純米吟醸辨慶100%』を利き猪口に注ぐと、とろみがある様に感じます。香りは華やかにフルーティ。色合いは透明ですが滓っぽく白いようにも。口に含むと先ず甘さを感じますが、ピリ感はなくすぐにキラメク酸味がやってきて、口の中がじわーっと優しい辛さに覆われますが、食道が何故か熱く感じました。でもまた吞み足すと甘さを感じて旨さと感動の循環が出来上がります。日本酒度は-1と甘口で酸度は1.5となっています。
この「辨慶米」で美味しいお酒を造れることが分かったので、次は『善知鳥純米吟醸辨慶100%』でしょうか。買うことができればの話ですが・・・。いつもいつも義兄には田酒や獺祭を頂戴し有難く感じ入っており、不肖の弟ですがこれからも煌めくようなお酒をお待ちしております。♪
\(。・_・。)ノ