2017年6月12日月曜日

平内町の辻村酒店より『稲村屋純米吟醸無濾過生原酒』


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庭のアスパラガスが徐々に大きくなって、有難いことに娘のお弁当のおかずになっています。今年もいろんな野菜の収穫を楽しめるように、狭い庭にビッチリと(本当はダメなのは分かっていますが狭いので)苗を植えています。

さて、今回のお酒は青森市へ出張の際に購入したものですが、通常は「みちのく有料道路」を使うのを、ちょっと遠まわりして国道4号線を進むと、平内町に日本酒の品揃えが素晴らしい「辻村酒店」があります。

そこで購入したのが今回ご紹介する『稲村屋純米吟醸無濾過生原酒』ですが、「つゆ焼きそば」で有名な青森県黒石市で文化三年(1806)創業の鳴海酒造店が醸すお酒で、凶作の時でも収穫があった「稲村」という田んぼから引用して名付けたそうです。酒米は山田錦にも勝るとも劣らない青森県が生んだ最強酒造好適米の「華想い」を使い、南八甲田の伏流水が湧きあがる井戸水で醸しています。

何か美味しそうな予感  稲村屋の由来が

  酒色は透明です    アスパラガスが

稲村屋純米吟醸無濾過生原酒』をグラスに注ぐと香りは仄かにフルーティで華やか。口に含むと無濾過生酒独特の味わいが濃く感じ、それでいてフレッシュに柔らかな酸が後からやってきます。この華やかさは「華想い」の賜物でしょうが『陸奥八仙華想い生純米大吟醸原酒』を思わせるような味わいでした。

 因みに「辻村酒店」のお酒の種類は超豊富で、あれにしようか、これにしようか目移りして大変でしたが、お酒に掛けている店の手製の説明書きが上手で、ついつい『稲村屋』に手が伸びた次第です。説明書って大切だと日本酒ファンの私は考えております。♪

(。・_・。)ノ