2016年4月4日月曜日

人気№1は『白瀑純米吟醸生「山本ピュアブラック」火入れ』日本酒の会後半

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先週に引き続いて、318日に開催致しました「第12回小幡建設日本酒クラブ定例会」の後半です。参加者18名、9(6)のお酒で食べ放題の宴会も後半戦でいよいよクライマックスを迎えます。

入手困難酒の雪女神   裏書きの薀蓄を

四番手は、造っている全部のお酒がフルーティ&ジューシーという山形県鶴岡市の冨士酒造が醸す『栄光富士純米大吟醸無濾過生「ザ・プラチナ(雪女神33)』を準備しました。前回の会で提供した『栄光富士美山錦純米大吟醸無濾過生原酒』が当日の一番人気となり超美味しかったので、今回はその栄光富士の更にバージョンアップ版として、極めて出荷本数の少ない「ザ・プラチナ」で臨みます。鶴岡の地下水を使用し、岡山県産「雄町」と山形県産「雪女神」で丁寧に造った日本酒度-3、酸度1.5のやや甘口のお酒は今回も絶賛されるはず。立香は仄かですが、味わいは文句なしのフルーティ&ジューシー。酸味も仄かで吞みやすく煌めく酸と言った美味しいお酒で、本日の一番に推す方々もいらっしゃいました。・・・が、しかし、一番多く美味しいと言って頂いたお酒は、実は次の五番手のお酒でした。

秋田の山本    美味しいと書いてます

実際に呑んでみて、その五番手のお酒にビックリの私。みんながイチバンと言っていたのも理解できます。そのお酒は、秋田県山本郡八峰町で「山本合名会社」が醸す『白瀑純米吟醸生「山本ピュアブラック」火入れ』でした。日本酒度+3、酸度1.9と一応辛口です。開栓するとフルーティで上品な香りが微かに感じます。口に含むとピリッと口腔に刺さる甘酸っぱい酸、そしてジューシーさに圧倒されました。スッキリとした呑み口なのに濃厚なジューシーさと旨味と酸味が混じり合い、それが「火入れ」とは何と見事なお酒でしょう。皆さんもこの美味しさにビックリの様子。今年のランキングに顔を出しそうな予感がするお酒でした。因みに会長は、何故かこのお酒を口にできなかったそうです。残念!って言っておりました。

どピンクのラベル   この濁りを見よ!

トリのお酒も私が自信満々で準備した、千葉県香取郡にある鍋店(なべだな)株式会社の『不動出羽燦々純米吟醸おりがらみ無濾過生原酒』でした。鍋店()は、元禄二年(1689)に鍋座(金座や銀座と考え方が同じ)の製造権を持っていましたが、その他に1050石の酒造株も加えて与えられ、成田山新勝寺の門前で酒造りを興したという老舗です。

コップに注ぐと「おりがらみ」の鑑のようにグラスが白く濁り、香りは果実のようにジューシーな吟醸香です。口に含むとジューシーで上品な甘さが瑞々しく感じます。なのに日本酒度+2、酸度1.3の辛口で、おりがらみの炭酸ガスが舌先にピロピリして、呑み込む直前に辛味が若干やって来ます。口当たりが柔らかでやさしいため、女性会員には大変気に入って頂けたのではないでしょうか。

 
   美女二人に挟まれ     結構きている3人

   二人のオススメを披露    長老様同士か

   会長の眼光鋭く       さあ二次会へGO!
 
ラストオーダーで今回もラーメンを美味しく頂戴し、中締めとなりました。体重と体脂肪がどれだけハネ上がるのか怖くなります。持ち込んだコップや酒瓶を片付けて、代行を頼んで帰路に着きました。今回も皆様方から「おいしかったよ」と有難いお声をたくさん掛けて頂き、準備や後始末の疲れが吹き飛びます。13回目は11月に予定しますので、また御参加頂ければと願っています。♪

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