昨年の10月末に、津軽のN氏、高校時代の1コ先輩のT氏と「酒菜屋」でお酒を御一緒させて頂く機会に恵まれ、その際N氏が私のためにわざわざ抱えて来て下さった一升瓶が、今回ご紹介する『特別純米じょっぱり秋上がり』です。
N氏は以前に仕事で大変お世話になった方ですが、仕事の打合せで伺うと、少し離れた高い席からいつも笑顔でにこやかに声を掛けて下さる、思い遣りのある暖かい方でした。しかし、良い物は良く悪い物は悪いと、考え方にはビシッと芯が入っています。そんなN氏から「酒菜屋」では挨拶の大切さや、前向きに頑張ることなど基本中の基本をしっかりと教えて頂き、今回担当している現場で大いに活かしています(つもりです)。本当に立派な方なので、私のような優柔不断な者にはマネできそうにありません。
さて、そのN氏より頂戴した『特別純米じょっぱり秋上がり』は、何かの記念の日を待ちながら冷蔵庫の奥深くに大切に仕舞い込んでおりましたが、現在施工させて頂いている現場の完成を機会に、ついに頂く日がやって参りました。ジャジャーン。このお酒は、弘前市の六花酒造の代表銘柄で、海外のコンテスト「インターナショナルワインチャレンジ2014」のSAKE部門で「GOLDメダル」を戴いた、青森県を代表する酒蔵です。
数量限定の秋上がり 赤だるまが目印
キャップにもだるま お酒の色はやや琥珀色
『特別純米じょっぱり秋上がり』は白神山系の地下伏流水で醸し日本酒度は+5.5、酸度1.7の辛口です。ぐい呑みに注ぐと色はやや琥珀色で、香りは酸味が強いように感じます。口に含むと、+5.5の辛口の割にはピリ感が無くスッキリ系で、1.7の酸味もそれ程ではなく、呑み込んでもスッと切れてしまい、辛さは口に残りません。呑み進むと咽喉の上が少し熱くなって、丁度良いところで終宴としました。
「酒菜屋」でのお開きの際には、春にまた御一緒したいと言う話になりました。お酒はいいねえ、お酒で語り合える事は幸せだねえ・・等々、結局、N氏の発した合言葉は「日本酒パラダ~イス」でした。♪
\(。・_・。)ノ