2016年2月29日月曜日

『あたごのまつ純米吟醸うすにごり本生』で新年会の乾杯を

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小幡建設工業新年会は、大安の212日に青葉一丁目の「モルトン迎賓館」で、150名の参加者のもと盛大に行われました。先ず弊社社長が、参加された方々への謝辞とともに御挨拶させて頂きました。その後、協力会社様の表彰、社員の表彰式そして懇親会へと移り、協力業者様と弊社社員が懇親を深め、大いに盛り上がっておりました。

今回、乾杯に頂戴したお酒は『あたごのまつ純米吟醸うすにごり本生』で、御来賓で日本酒通のA様が持ち込まれたお酒でした。飲み飽きしない究極の食中酒を目指している宮城県大崎市の株式会社新澤醸造店で造られたもので、2002年に立ち上げた新ブランドの『伯楽星』も大きく売り上げを伸ばしています。

本生・おりがらみって・・ お酒はうっすら濁って

あたごのまつ純米吟醸うすにごり本生』の酒米は五百万石を使用し、日本酒度+4、酸度1.6と辛口ですが、香りはややフルーティでうすにごりらしくガラスのぐい呑みは薄っすらと濁って期待も膨らみます。口に含むとクセの無いきれいな酸が華やかなキレを演出し、辛さもあまり感じません(次のお酒の『はちつる』や『しろうま』を呑んだら、『あたごのまつ』が辛口だと分かったほどでした)。飲み飽きしないとはこのことだと実感した次第です。会場には日本酒クラブの面々も数名見えており、種々の日本酒で親睦を図ったのは言うまでもありません。

 

はちつる無濾過生としろうま  八戸酒類の大本命酒

 

  日本酒クラブ会長と    桃川に剣菱の限定酒も登場

歩いて自宅まで帰ったのですが、靴が新しかったので歩いているうちに足の裏が水膨れのようになり、痛くてホロ酔いが醒めてしまいました。残念~。♪

(。・_・。)ノ

2016年2月22日月曜日

新潟の淡麗『特別純米妙高山ひやおろし 』


 
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現在、公共工事を担当させて頂いておりますが、工期が年度末の3月末で設定されており、2月は通常28日しかないので、いつも溜息が出るのですが、今年はオリンピックイヤーなので29日まであり嬉しくなります。たった1日ですが通常無いものと考えると、この1日が本当に貴重です。

さて、今回吞ませて頂いたお酒は、ウチの奥様が昨年末に東京からお土産として大切に持ち帰ってくれたもので、酒どころ新潟県上越市にある妙高酒造株式会社で醸す『特別純米妙高山ひやおろし』でした。妙高酒造株式会社は創業1815(文化12)で、ラベルにもあるとおり二百年の伝統がある酒蔵です。越後富士と呼ばれる妙高山系の伏流水を使い、「にいがたの名工」認定の越後杜氏が醸す『妙高山』は、一昨年にハワイのホノルルで開催された全米日本酒歓評会で金賞を受賞した、今が旬のお酒です。

ひやおろしは1回火入れ  限定酒には弱くて

今回使用している酒米は美味しさに定評がある「五百万石」を使用し、日本酒度+2とやや辛の1回火入れをした「ひやおろし」です。開栓すると仄かなフルーティさと酸味が混じったような香りがします。ぐい呑みに注ぐと色合いは無色。口に含むと舌の上では大人しく、ピリ感も辛さも感じないのですが、呑み込んだ途端に鼻に向かって辛さがドーンとやって来ます。トータルでは仄かに辛口の淡麗と言ったところでしょうか。咽喉にはチクチクと辛さが残りましたが、お刺身がとても美味しく頂けました。

 創業二百年はスゴイ   酒色は無色透明で

 実は私も昨年末に私用で東京に行ってきたので、購入した素晴らしいお酒を後日ご紹介します。楽しみに待っていて下さいね。♪

(。・_・。)ノ
 

2016年2月15日月曜日

蕎麦の会で『陸奥八仙朳(えんぶり) 』


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蕎麦の会に参加させて頂いており、腕前もそろそろ上がって来なくてはなりませんが、何しろ手先が不器用なもので・・・、でも食べる方は大丈夫です。

さて、先日青森蕎友会の新年会に参加させて頂きました。新年会だけあって30名以上の参加者で、蕎麦打ち談義に花が咲きました。ブログに「いいね」をくれるUさんにも久々にお会いでき、もう少しお話をしたかったのですが、あちらこちらで脱線し叶いませんでした。

参加者の皆様方が持ち込んだお酒は、『特別純米田酒』や『華一風特別純米低圧搾り』、『桃川純米生原酒匠極』『特別純米豊盃』等々。そんな豪華ラインナップの中で、私が今回持ち込ませて頂いたお酒は、私が愛して止まない八戸酒造さんの『陸奥八仙 朳(えんぶり)』でした。「えんぶり」とは、我が郷土八戸に伝わる伝統行事で、華やかな烏帽子を頭に被り、種まきや田植えの動作を舞で表現する豊年祈願の春を呼ぶ祭りです。「木」偏に「八」のつくりでえんぶりと読ませるのですが、造語だと思います。

 このお酒のラインナップは    陸奥八仙えんぶり

 えんぶりとは・・・

味わいは『陸奥八仙無濾過生【赤】』にも似て、インパクトは抜群で、フルーティな香りにジューシーな味わい。酸の煌めきが降り注ぐように後味も余韻が心地よく、限定酒だけあって旨さが一桁違います。

ひととおり全部の銘柄を味わい、それぞれの個性を感じそして杜氏さんたちの想いを舌の上に感じる事が出来ました。シメには他の宴会では味わえない、蕎麦の会ならではの打ち立て、茹でたての美味しい蕎麦を頂き、感激もひとしおです。

 時間が早いので、帰りには少し寄り道をして「海ぼうず」さんへ。そこには何と埼玉県羽生市の南陽醸造株式会社が利根川水系の井戸水で醸した『花陽浴八反錦おりがらみ』を抜け目なく発見!。速攻で注文させて頂きました。生産量が少なく手に入らないはずなのに何故・・。その際、酔人にとても優しい御主人の御好意で、澄んだ部分と混ぜた後のにごりを1杯づつ計2杯頂戴しました。(1杯はサービスかなぁ・・・希少な花陽浴なのに・・本当にありがとうございます)

  左から3番目が花陽浴   今回も素晴らしい品揃え

花陽浴のおりがらみは旨い!

どちらも立香は超フルーティで果実のような香りが期待度を押し上げます。先ず透明な方を味わいました。柑橘系の果実の酸味がして、且つ無濾過生の旨さが正面からドーンと。さっぱりとしていても旨さは後を引きます。

今度はにごりを口に含みます。おりがらみの生酒の甘さを感じますが、果実のような酸味とピリ感が心地よく、咽喉越しは雑味も無く大人しくスッと切れてゆき旨味だけが口の中に残ります。今年の「日本酒ランキング」に顔を出しそうなスペックに油断できません。それにしても、いつ来てもサプライズな「海ぼうず」っていったい・・。♪

(。・_・。)ノ

2016年2月8日月曜日

『雪洞貯蔵酒【緑】』は緑川酒造の代表酒


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八戸市はあまり雪が降りませんが、とにかく寒さが違います。気温が特別に低いという訳ではないのですが、体感気温の寒さと言ったらハンパなく尋常では無い寒さです。

さて、弊社では部門別の懇親会を社内の福利厚生施設で行っており、今回は私の所属する土木部門が集まり懇親を深めました。乾杯は皆さんビールですが、私は例によって日本酒で。十和田市にある鳩正宗株式会社は明治32年の創業で、主力酒は『稲生』でしたが、南部杜氏の佐藤企氏により新ブランド『佐藤企』シリーズや、『八甲田』シリーズを立ち上げ、フルーティ&ジューシーな日本酒を提供しており、私は先ず『佐藤企』シリーズで乾杯です。

 鳩正宗のエース佐藤企  八甲田にも力を入れて

その中でも旨いと定評のある、日本酒度+2.0の『佐藤企特別純米無濾過生酒』を片手に、社長の音頭により声高らかに乾杯を唱和しました。香りは仄かにフルーティさを感じます。味わいは、ジューシーさがあり無濾過生酒の厚みのある味わいと、ピリッと辛さが舌を刺す美味しいお酒でした。仕込み水には奥入瀬の伏流水を使っており、水が良いとお酒も美味しく、文句なしの上物でしょう。

  社長の音頭で乾杯     幹部のツーショット

2本目は同じ鳩正宗株式会社の『八甲田無濾過生原酒華吹雪60』でした。これも『佐藤企』に負けず劣らずで、香り仄かに味わいはフルーティ&ジューシーでスッキリとした酸味。無濾過生なのにスッキリ系の味わいにアレっという感じです。酒米は青森県で開発した「華吹雪」で「華想い」の親に当ります。美味しい美味しいと呑んでいると、四合瓶なので、アッという間に無くなってしまいました。

 緑川のエース酒登場   田酒も頂きました

 いよいよ社長が取り出した真打の日本酒の登場に辺りは蒼然。何故ならば新潟県の銘酒、緑川酒造株式会社の『雪洞貯蔵酒緑』を、隠し玉として持ち込んでいたからです。このお酒は生酒を0℃の雪洞で半年間ゆっくりと熟成させたもので、新潟特有の淡麗辛口のお酒です。芳醇な香りがして、色合いは無色透明。口に含むとやっぱり淡麗で、スッキリとした呑み口。日本酒度+3.5とは言ってもそれ程辛くはなく、ジューシー好みの私でも美味しいと思えるお酒でしたよ~。♪

(。・_・。)ノ

2016年2月1日月曜日

『杉勇つや姫純米酒』をマラソンの師匠より

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一年ごとに年を重ね高齢者へ一直線の私ですが、マラソンを走る情熱は失っておりません。終盤にお年寄りの方々に次々と追い抜かれる、あの悔しさは毎回身に染みていますが、逆に言えば私もまだまだ走れるのでは・・と考えさせられます。今年も「うみねこマラソン」と「いちょうマラソン」そして「駒街道マラソン」に参加させて頂こうと思っていますが、私が師匠ともライバルとも思っている青森市のKさんも、昨年はその内二つの大会に参加され、タイムは私の2連敗とお手上げでした。そんな彼女から「お土産」と言われて頂戴したお酒が『杉勇つや姫純米酒』でした。
 
このラベルはレアですよ  ラベルをアップに

この酒蔵は、山形県遊佐市にある創業大正十二年の杉勇蕨岡酒造場合資会社で、『杉勇』を主力銘柄として年間約五百石のお酒を造っている比較的小さな酒蔵です。米どころ庄内平野にそびえる鳥海山の麓にあり、その鳥海山の雪解け水が源流となっている湧水により手造りで醸しています。

杉勇つや姫純米酒』の酒米は、山形の奨励品種に採用され平成22年日本全国に鮮烈デビューを果たした、美味しい美味しいあの有名な「つや姫」です。その「つや姫」を原料に、良質の名水で仕上げた日本酒度+2、酸度1.4と少々辛口のお酒なので美味しくないハズがありません。

  つや姫100%    お酒の色は無色です

利き猪口に注ぎますが、あまり香りは感じません。口に含むと大人し目で辛味は感じず、やさしい酸味がします。舌にはジワジワ感が無く安心していると、呑み込むときには咽喉越しが辛く感じます。そのうち咽喉の奥に辛さが居座るようになり、辛さがお酒の旨味に変わってきて、お料理もおいしく感じてきます。やっぱり酒どころの山形県のお酒は美味しいと、再確認させて頂きました。

Kさんへは何もお返しができないのですが、来年も元気でマラソン会場でお会いし、お互い叱咤激励することができることでお返しになるのであれば、今からでも一生懸命に練習しないと。♪

(。・_・。)ノ