2014年6月9日月曜日

石川県の代名詞 『天狗舞山廃仕込み純米酒』

 いつも当ブログをご覧頂きまして、ありがとうございます。

 仕事のお付き合いから、「そば打ちの会」が定期的に行われていることを知り、今回私もお仲間に入れて頂きました。先ず、指導者の方が蕎麦を打つのを見て学習し、その後に初参加の私たちが挑戦します。しかし、そんな単純にできる工程ではなく、勿論、熟練者の方々の適切な指導が入り、お陰様でみるみる蕎麦の塊になり、みるみる反物の様になりました。それを菜切り包丁のオバケのような大きな包丁で、1.5mm程度に切って完成です。

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    そば粉・つなぎ粉を混ぜる      完成~、初めてにしては上手でしょ。

 さて先日、小幡建設日本酒クラブの会長より、自信満々で東京土産と称する『天狗舞山廃仕込み純米酒』を頂戴しました。「天狗舞」はとても有名で、日本酒ランキングでは常に上位を伺っており、私ごときの耳にも届く、石川県を代表するお酒とインプットされています。

 天狗舞を醸す株式会社車多酒造は、石川県白山市にあり、文政六年(1823年)創業の酒蔵で、霊峰白山から湧き出る伏流水で自慢のお酒を造っています。自慢できると言うのは、この『天狗舞山廃仕込み純米酒』は2013年のロサンゼルス国際ワイン&スピリッツコンペティション山廃生酛部門に於いて、最高峰の【ベストオブクラス】を受賞するという快挙を達成しているからで、ねっ!自慢できるでしょ。

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   この箱書きを見よ!     キンキンに冷えた天狗舞     こだわりの山廃です

 因みに山廃とは生酛造りで一番手間の掛る「山卸し」の作業工程を廃止して、合理化した手法で酒母を造る手法です。またその「山卸し」とは、生酛の酒母造りの工程で、蒸米と米麹と水を半切り桶に仕込み、15~20時間後に櫂を使って桶の中の米を丁寧にすり潰す作業で、根気のいる重労働です。

 開栓すると鼻先に微かにやさしい香りがします。ぐい呑みに注ぐと山吹色が眩しく、勢い口の中に投入すると、口の中にドッと酸味が広がります。しかしピリ感は無し。呑み込むと少しピリ感が残ります。少し経つと口の中の粘膜に浸み込むー、という感じが。辛さはそんなに感じませんでしたが、酸味を100%感じるお酒で、カレイの刺身が美味しく頂けました。

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 ぐい呑みは涼やかなガラス系          見事な山吹色を称える酒器

 今回のぐい呑みは、八日町の「朝日堂」さんより求めた涼やかなガラスの酒器で、緑と白を基調に金箔が散りばめられ、少しリッチなぐい呑みです。見た目より重量感があり、持ち心地も良いため夏が近づくと使っています。♪

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