2014年2月3日月曜日

「はせがわ酒店」より『花の舞純米しぼりたて』

 いつも当ブログをご覧頂きまして、ありがとうございます。  出張で東京へ行っていた家内が、「はせがわ酒店東京駅gransta店」でお酒をお土産に買ってきてくれました。気が利くなあ。普段の教育かなあ。  買って来てくれたお酒は、静岡県浜松市の花の舞酒造(株)より『花の舞 純米しぼりたて 生原酒 』(季節限定商品)で、店員さんに聞きながら私の好みのお酒を探してもらったとの事でした。花の舞酒造は静岡県では一番大きな蔵で、江戸末期 大政奉還の3年前、元治元年(1864年)に創業した由緒ある酒蔵で、水は南アルプス赤石系の山々から浸みだす地下水を使っており、おいしいお酒を造っているから永く続いている酒蔵なのでしょう。 DSCF4006DSCF4008DSCF4013   冬限定新酒にワクワク      しぼりたてにドキドキ     静岡極みの酒にドキュン  『花の舞 純米しぼりたて生原酒 』をぐい呑みに注ぎ、先ずは立ち香を聞いてみると程良い香量。フルーティで、生原酒特有の香りがします。口に含んでみると、穏やかに口の中の粘膜にじわじわと浸み込んで、優しい米の甘さを感じます。かなり甘口に感じるのですが、すぐに辛さがやってきて余韻が口の中でヒリヒリします。酸度は1.8ですがもっと酸味が強く感じるのは、最初がフルーティな味わいだからでしょう。 DSCF4025DSCF4024      金箔が眩しい逸品             手が震えるよ~  今回のぐい呑みは、重いお酒を東京から持ち帰ってくれた奥様に失礼の無いように故上野良樹作の緑色のガラスの薄造りで、私のコレクションの中では一番高価な逸品です。外側には金箔をあしらい、且つ菊の花びらの模様を施しており、我が家では堂々、桐の箱に鎮座させています。上野氏は1935年福岡で生まれ、日展で活躍しながら「上野ガラス工房」を立ち上げ、窯変ガラスの技法で数々の素晴らしい作品を残している作家でした。割らないように大切に使っています。(もったいないし) \(。・_・。)ノ