2014年2月10日月曜日

小玉醸造の『太平山無濾過生純米大吟醸天巧』

   いつも当ブログをご覧頂きまして、ありがとうございます。  1月は私の誕生日とご紹介致しましたが、日本酒が好きな私へのプレゼントの第二弾は、義母より「美味しいお酒でも・・」と頂戴したお金で、江陽の「加藤酒店」よりこれはというお酒を購入致しました。そのお酒とは、秋田県潟上市にある小玉醸造(株)の『太平山無濾過生原酒 純米大吟醸 天巧』で、高価でしたがせっかくのプレゼントなのでたまには高価なものをと購入を決意。  明治12年創業の小玉酒造は、東京ドームより広い敷地の中で、味噌、醤油、日本酒を造っており、【 酒は天下の太平山 】というキャッチフレーズは、私くらいの年代の方々は聞いたことがあると思います。そんな蔵で醸し出される『太平山純米大吟醸 天巧』は、何と平成12年より13年連続してモンドセレクション金賞を受賞している稀代の日本酒です。購入時の決意のほどが分かったでしょ。 DSCF4032DSCF4033DSCF4031   「厳封の証」に限定品と     肩ラベルの生が赤い! 杜氏の猿田氏は猿田彦の末裔か  酒米は絶対王者山田錦を100%使用で、40%まで精米し美味しさの詰まった部分だけで造っており日本酒度は+1。早速ぐい呑みに注ぐと、フレッシュでフルーティな吟醸香がうっすらと優しく立ちのぼります。そして一口頂いてみると、静か~におちる牡丹雪のような、ゆっくりとやさしい山田錦の上品な旨味。口の中にフルーティさが蔓延しますが、酸が適度に追いかけ雑味を感じることなく優しくキレてゆきます。あれ!この味わい。以前呑んだ鍋店の『不動 吊し無濾過純米大吟醸生原酒』にそっくり。酸の味わいだけが若干違うと思われますが、美味しさが似通っていました。 DSCF4038DSCF4039      手書きによる勝ち虫           あまりタップリは注げません  今回のぐい呑みは、お伊勢参りに行ったときに「おかげ横丁」の「伊勢萬内宮前酒造場」の土蔵の中にある、全国から四千点ものぐい呑みを集めた「晩酌屋久兵衛」より求めた勝ち虫のぐい呑みです。たくさんあり過ぎて目移りし、選びに選んで安価なこのぐい呑みでした。貧乏性からなかなか脱出できません。 \(。・_・。)ノ