いつも当ブログをご覧頂きまして、ありがとうございます。 11月29日(金)開催した「第6回小幡建設日本酒クラブ定例会」の後編となります。ここからご覧になった方はスクロールして前編をお読み下さい。 さて、『来福X黒ラベル純米吟醸生原酒』の後、折り返しの5番手に登場したのは『松緑 六根純米吟醸無濾過生原酒ルビー』です。弘前の斉藤酒造が造る六根シリーズの一つで、酒米は「秋田酒こまち」水は岩木山の伏流水で仕込んでいます。酒瓶は茶、ラベルはピンク、キャップは赤と、見た目がド派手ですが味わいも華やかです。立ち香は完熟メロン系で、味わいもフルーティでキラキラな旨味たっぷり。透明感のある仄かな甘さがありますが、それでもスッキリとした後味が不思議です。食中酒でも行けそうな・・・いける、いけますよ。 6番手は『松の寿 純米吟醸無濾過生原酒 山田錦』。今回初めて呑んでみましたが、立ち香は完熟バナナ。まろやかな口あたりに、華やかで鮮やかな酸味とジューシーな旨味がバランスよくやってきます。ズッシリと重く旨い・・何て言い表せばいいのでしょう。しかし、選んでよかったと思える心に残るお酒でした。 六根純米吟醸無濾過生ルビー 松の寿純米吟醸無濾過生原酒山田錦 7番手は私が普段から愛飲している若駒酒造の『若駒 純米吟醸ひとごこち55% 無濾過生雫取り斗瓶』で皆さんにも是非その美味しさを共感してもらいたいが故に今回準備しました。万延元年(1860年)から創業の栃木県小山市でわずか100石ほどの若駒酒造(株)は、美味しさにこだわりを持ち、酒米は栃木県産「ひとごこち」を使い丹念に仕込み、吊るした酒袋より自然と滴り落ちたその雫がこのお酒です。立ち香は微かですがフルーティに優しく鼻孔に広がります。口当たりはスッキリとしてベタつかないのですがジューシーさが印象に残ります。雑味も無く、飲んだ後には若駒特有のほのかな甘みの余韻が残ります。 最後のシメは驚くなかれ『豊盃 大寒仕込み純米大吟醸 山田錦仕込み』です。単価は少々お高いのですが、コストパフォーマンス的には全く問題なしの旨さで、買った甲斐がありました。殆どのみなさんが絶賛でしたから。立ち香は生花を思わせ、爽やか且つ華やか。お酒の色は本日一番の黄色味が強く、完熟のフルーティさを予感させます。口に運ぶと味わいは柔らかく、これ以上無いくらいに上品で贅沢な旨味、切れも良くスッキリとした口当たりです。誰ですか、おいしい大吟醸を呑んだことが無いと言う方は?。高価でも人気で即売り切れになるはずです。 若駒 ひとごこち雫取り斗瓶 豊盃 大寒仕込み純米大吟 職種は違えど万人和合の酒となり H氏、N氏はレギュラー参加 すぐ赤くなるI氏ここから頑張る 紅一点のTさんにA氏の罠が 道に迷っていたT氏は無事帰ったか 会の重鎮I氏は欠かさず参加 A氏、K氏も快調に飛ばします 会長・事務局も和気藹々 感動の渦の中、第6回小幡建設日本酒クラブ定例会は無事終了しました。皆さんからの人気投票では第1位『豊盃 大寒仕込み』、第2位『華一風低圧搾り生』でしたが、実際は甲乙つけがたいところだと思います。そして今回も参加者の日本酒への愛着が募った会になったものと確信しています。何故ならば、第7回目にも是非参加したいと言ってくれた方々が多数いらっしゃったからでした。サラバ。 \(。・_・。)ノ