いつも当ブログをご覧頂きまして、ありがとうございます。
早いもので、今年も残すところ本日を含めあと2日、当ブログはお陰様で丸一年を迎えました。来訪者は予想では週あたり40PVで52週あるので2000PVくらいかなあと思っていましたが、何と倍以上の4300PVと嬉しい誤算でした。大変有難く感謝申し上げます。また、お酒は通販で買っている訳ではないので、購入範囲に限度はありますが、できるだけ色々なお酒をご紹介し、当ブログの根幹でもある日本酒愛飲者のスソノをこれからも広げて参りたいと思っています。
さて、一周年のこの記念すべき佳き日にご紹介するのは、或る日、クール宅急便で届いたお酒です。愛知県に勤めている長男が父のためにと、『醸し人九平次』で超有名な萬乗醸造よりジャジャーン!!『酒望子 純米吟醸 播州山田錦』を送ってくれました。さすがにこのお酒、名古屋でも限られた店舗でしか扱わない貴重なお酒らしく、もちろん値段もそれなりデス。
早速開栓してみたら、微かにフルーティに香る立ち香。こぼさないように大事にぐい呑みに注ぎ、そして口元へ。ここでまた心地よい立ち香が穏やかに鼻孔に入り込み美味しさの予感を助長します。そのまま勢い、口に含むと甘ったるさは無く、酒米の絶対王者「山田錦」らしい旨味がグッときて、加減の効いた酸味、後味の雑味の無さは正に『醸し人九平次』の兄弟分といったところでした。
クールで、割れ禁で大切に配送 宅急便で『三河武士』とセットで
威風堂々の『酒望子』 『キャップには九の文字が』
今回のぐい呑みは年末に帰省した長男が携えてきた滋賀県大津市の膳所焼のぐい呑みです。遠州七窯の一つで、素朴で繊細「きれいさび」を突詰めた焼き物で、黒味を帯びた鉄釉が特色。江戸初期に膳所藩のお庭焼として起こり、現在まで茶道具を焼く窯として揺るぎない地位を誇っています。江戸時代から伝わる伝統の声を聴きながら、その時代に思いを馳せながら頂くお酒って・・・ホント幸せです。長男に感謝!。
茶陶で有名な膳所焼き お酒を注ぐと風情がでます
毎度、拙い文章をお読み頂きありがとうございました。来年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。新年、元日には私個人が選ぶ「2013年 日本酒気に入りましたランキング」を発表する予定でおります。お楽しみに。それでは良いお年を~。
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