2013年2月25日月曜日

玉泉堂酒造『蘭奢待』

いつも当ブログをご覧頂きまして、ありがとうございます。 みなさん、唐突ですが『蘭奢待』をご存知ですか。そう、東大寺の正倉院にある国宝で、希少な香木の名前なのですが、何と日本酒の銘柄にもありました。これは岐阜県の「醴泉」で有名な玉泉堂酒造株式会社が造っているお酒で、兵庫A地区特等山田錦を麹米と掛け米に使用し、そんな贅沢なお米を35%まで削っています。仕込み水は養老山系の伏流水で日本名水百選「菊水泉」により、香り高い濃厚な辛口のお酒が出来上がり、それが『醴泉 大吟醸 蘭奢待』というお酒なのです。けっこう削ってるねえ・・・。
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                    価格はかなり高価        日本酒度+5の辛口
 なぜ私がこのような高価なお酒を飲ませて頂いているかというと、1月に53回目の誕生日に、お祝いに義兄より頂戴したものです。味わいは『田酒』や『久保田』に似て、体の芯にしみこむような酒本来の味わいを持つ、飲み飽きしないガッツリ系ですが、かすかにフルーティさを感じさせるところが前述のお酒との違いでしょうか。あっという間に定量の2合を呑んでしまいました。 DSCF2943DSCF2948   ぐい呑みは小久慈焼き           岳芳の文字が  今回のぐい呑みは、岩手県久慈市に窯のある小久慈焼で、七代目下嶽岳芳さんの銘がある逸品です。手触り感は見た目の通りゴツゴツしていますが、手にズッシリと伝わる心地よい重みが何とも言えません。酒器が良いとお酒も美味しく感じるのは欲目でしょうか。 \(。・_・。)ノ