いつも当ブログをご覧頂きまして、ありがとうございます。 昨年の暮れ、「八食センター」で日本酒の促販イベント【酒蔵祭】が開催され、私も行ってきました。秋田の『刈穂』『冬樹』岩手の『桜顔』『南部美人』、青森からは『豊盃』『中村亀吉』『関乃井』、地元八戸は殆どの酒蔵が参加し全部で25蔵と、北東北の3県から多くの酒蔵が自慢のお酒を持ち込み、大いに賑わっていました。 その時に買った私の目玉は、あさ開酒造の『あさ開 大吟醸 新酒 新米仕込み』で、年に一度の限定酒は酒蔵一番搾りでした。(株)あさ開酒造は盛岡市にある岩手を代表する酒蔵で、平成以降では全国最多の金賞受賞蔵として有名ですが、平成の名水百選に選ばれた鉈屋町の湧水「大慈清水」を使い美味しいお酒を造っています。 今まで実家の冷蔵庫に置いていたので、購入から2か月ぶりの2月16日に日の目を見て、実家で美味しく美味しく頂いてきました。 こんな感じで店に出ています 首掛けの紙を取るとビニルカバーが この稲穂の赤ラベルが目印 ぐい呑みは京都の「清水焼」 このお酒は無加水、非加熱・無殺菌の生酒なので、吟醸の香りがとても華やかに感じられ、口に含むと米の旨味が吟醸香と合体して、一口目でファンになってしまうお酒でした。「八食センター」にまだ置いているかも。飲みたい者は急ぐのじゃ。 今回のぐい呑みは京都を代表する清水焼で、江戸時代に野々村仁清や尾形乾山などの名工により、その地位を不動のものとして今日に伝えられていますが、手造りによる工程のため生産量が少なくなっています。清水焼は使い込めば釉薬の色合いが変化し、味わいの出る焼き物です。このぐい呑みも元はもう少し緑色でしたが、今では青っぽく変化し、また貫入も出てきて良い酒器になってきました。お酒を美味しく彩る、私のお気に入りのぐい呑みのひとつになっています。 \(。・_・。)ノ