2020年7月27日月曜日

北海道のお酒『福司特別純米酒』を頂戴しました


いつも当ブログをご覧頂きまして、ありがとうございます。

以前私が仕事で大変お世話になったM氏が、所用でつがる市より来八する事になり、自分は使わないからと書道関係の貴重な書物を車のトランクにいっぱい積んできてくださいました。そして酒好きな私のためにと持ってきて下さったのが福司特別純米酒でしたが、もう感謝の言葉しかありません。

このお酒は寒さの厳しい北海道釧路市では唯一の酒蔵で、創業は大正8年の福司酒造が醸しています。蔵名の由来は日本古来からの縁起の象徴「福」それを司るようにと命名した縁起の良い蔵です。

福司純米酒  裏書をどうぞ

酒色は透明

酒米は九割が北海道のお米ですが、蔵を代表するこの『福司特別純米酒』は、富山県産五百万石を使い、自然豊かな釧路の伏流水で醸しており、日本酒度+4、酸度1.5の辛口仕様となっています。

利き猪口に注ぐと酒色は透明で、香りはうっすらと酸を感じます。口に含むと酸味はそれほど感じませんが、口腔の上にジワジワきます。呑み込むとスッキリとキレて舌の付け根にジワーっと辛さがやってきました。生マグロのトロと相性バツグンでとてもおいしく頂けました。

オトギリソウ科

わが家の庭にオトギリソウ科のヒベリカム・アンドロサエマムという木があり、現在は黄緑の葉に黄色い花が咲き赤い実もついています。庭がパッと明るくなるほどにきれいで、生け花にも使われるそうです。♪

(。・_・。)ノ

2020年7月20日月曜日

「日本料理 太一」で『水府自慢10号純米大吟醸無濾過原酒』

 いつも当ブログをご覧頂きまして、ありがとうございます。

今回は日本酒クラブの仲間と3人で「日本料理 太一」にお邪魔させて頂きました。このお店は懐石・会席料理を提供しているお店で、八戸ではかなり有名なお店です。が、しかし、日本酒の品揃えに少し疑問があった私は、用心のために差し入れでお酒を持ち込みました。

お見せの佇まい  差し入れのお酒


当日乾杯したお酒は差し入れのお酒で、千葉県山武市で明治16年創業の寒菊銘醸が醸している『寒菊OCEAN99 純米吟醸おりがらみ生原酒 青海Summer Sea』。千葉の九十九里浜海岸を感じてほしいというコンセプトで生まれたOCEAN99シリーズの「夏限定」のお酒です。酒米は千葉県産の「五百万石」を60%まで磨き、酵母はリンゴ酸で貴醸酒に使う77号酵母で、蔵内の樹齢200年を超える柿の木の根本より湧き上がるミネラルたっぷりの清水で醸し、日本酒度-14、酸度3.0の超甘口に仕上げています。

寒菊OCEAN99 純米吟醸おりがらみ生原酒 青海Summer Sea』をグラスに注ぐと、酒色は仄かに琥珀色で、香りは穏やか。酸度3.0からは酸っぱいお酒を想像しますが、口に含むとピリ感は無く、甘酸っぱくてジューシーなお酒、というよりド直球のフルーツジュースの味わいにビックリ‼。こんな日本酒もあるんだなぁと感激しながら美味しく頂きました。

水府自慢純米大吟醸   裏書をどうぞ

続いての開栓は、茨城県水戸市にある明利酒類が醸す、季節限定の『水府自慢10号純米大吟醸無濾過生原酒1回火入れ』です。この酒蔵は10号酵母の発祥蔵として有名で、また2017年に『残草蓬莱』を醸す大矢孝酒造の菊池杜氏が明利酒類に移籍して初めて拘わったお酒が『水府自慢』です。

酒米は人気の酒造好適米「秋田酒こまち」を使い、フレッシュな香りに甘みと酸味のバランスが良い当蔵発祥の10号酵母を使っています。仕込み水は、かの水戸黄門が愛した水といわれる「笠原水源」より湧き出る水で醸し、搾ってから時間を置かない直汲みなので、滓が少し瓶の底で漂っており、見た目も美味しそうなアルコール度数13度の夏酒となっています。

水府自慢10号純米大吟醸無濾過生原酒1回火入れ』の酒色は仄かに琥珀色で、香りも仄かにフルーティ。口に含むとこちらもビックリ。完熟メロンがセメダインの香りがするように、不快ではないセメダイン感がズバッと口腔に刺さります。ジューシーで甘さと酸味のバランスも良くお勧めできる逸品でした。

四合瓶2本の持ち込みはアッという間に空になって、お店のお酒の品書きから『三千盛』と『くどき上手』を頂いてお開きとなりました。私はここでお暇しましたが、あとの二人はお蕎麦を食べようと、人通りの少ない道をフラフラと暗闇に向かって歩いてゆきました。♪

(。・_・。)ノ

2020年7月13日月曜日

初孫のお七夜には『初孫 愛山生原酒生酛純米大吟醸』

 いつも当ブログをご覧頂きまして、ありがとうございます。

今年1月に還暦を迎えジジイの仲間入りをした私ですが、この度、愛知の息子に長女が誕生し、無事にお七夜を迎えました。直には会えませんが、スマホ動画で初孫に目じりを下げています。

さて、この良き日のためにウチの奥さんがサプライズで準備していたお酒が『初孫 愛山生原酒生酛純米大吟醸』でした。このお酒は山形県酒田市で創業が明治26年の東北銘醸が醸しており、品質のこだわりは手間暇が掛かるために多くの蔵が止めてしまった「生酛造り」の技法を、美味しいお酒造りのために創業以来一貫して行っています。


初孫  裏書きをどうぞ


仄かに琥珀色

呑みかけの一升瓶を冷蔵庫から取り出そうとしたら、「チョット待って‼」といってこの『初孫 愛山生原酒生酛純米大吟醸』が現れビックリ。酒米は、かの「山田錦」と「雄町」を両親に持ち、幻ともいわれる酒造好適米「愛山」を45%まで磨いています。酵母は自社で造られる生酛酵母を使い、鳥海山からの地下水で醸す日本酒度+1、酸度1.7のお酒です。

お神酒としてグラスに注いで、その香量の多さにビックリ。華やかで甘くフルーティな香りが部屋中に広がりました。神棚に赤飯と一緒に備え、柏手と共に孫の健やかな成長を願った後は、神様からお裾分けして頂き口に含むと、甘さとジューシーさにビックリ‼。甘いと呑み飽きするお酒もあるそうですが、何度口にしても飽きのこない美味しいお酒でした。これはランキング入りが間違いないなぁ。

 

コロナ騒動が無かったら休みを取って、すぐにでも会いに行きたかったのですが、スマホの動画を見て一喜一憂するしかありません。曾孫ができたおばあちゃんたちも同じなようで、早く会って抱っこしたいと言っております。♪

(。・_・。)ノ