2025年3月23日日曜日

広がる酒店さんの『町田酒造55特別純米五百万石直汲み』が楽しみに

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 今年も確定申告を無事に済ませました。年一回の作業なので、いろいろと忘れており、帳簿やバックデータ的な書類を準備するのも大変です。寄る年波を感じますねぇ。

さて、先日お歳暮のお酒を購入のため、八戸市堤町の「ひろがる酒店」さんに行ってきました。この酒屋さんの私のイチオシは、町田酒蔵が醸す『町田酒造』で、群馬県前橋市で創業が明治16年の酒蔵です。因みに元旦の当ブログによる「日本酒気に入りましたランキング」で次点に入ったお酒でした。

創業からの主力酒は『清嘹』でしたが、ビールや焼酎の台頭で日本酒の消費量が著しく落ち込んだ際に、現在の五代目の蔵主が「今までに無い美味しいお酒を造れば、必ず手に取ってくれる人がいる」との信念から、蔵名を冠した『町田酒造』を誕生させました。全量手造りの小仕込みで、フレッシュさを損なわないようにと、搾ってから3分以内に壜詰めを徹底しているそうです。また、杜氏は四代目蔵主の娘さんが務めており、その旦那さんは娘婿で五代目の蔵主を引き継ぎ、夫婦で助け合いながら酒造りを行っています。(前回の使い回しです。ハイ)

町田酒造直汲み  水色ラベル



裏書をどうぞ  細かなバブルが

町田酒造55特別純米五百万石直汲みの酒米は酒造好適米の五百万石を55%まで磨いた吟醸酒で、酵母は吟醸香をたくさん生成する協会1801号と、フルーティな酒質に仕上がる群馬KAZE酵母を使っています。仕込み水は利根川の伏流水を、蔵内の井戸より汲み上げて醸し、日本酒度-1、酸度1.5ALC16度を直汲みしたお酒です。呑んでみるとALC16度に感じませんが。

開栓すると爽やかでフルーティな香りが漂います。絶対旨そう!。蛇の目に注ぐと酒色は透明ですが、酒器の内側に微細なバブルがビッチリと張付きます。口に含むと爽やかな甘さと生酒のフレッシュな口当たり。それに何でしょう、舌に唇にピリピリとガス感かなぁ。口中に甘旨味が広がり、その旨味と共に呑み込むと、後味に仄かな苦みでキレてゆきました。やっぱり何度呑んでも、町田酒造は旨い!。

先日、居酒屋「海ぼうず」さんへ行った際に、『町田酒造55特別純米五百万石直汲み』が冷蔵庫に入っているのを見ましたが、伺うとやっぱり「ひろがる酒店」さんからの購入だったらしく、繋がりができた事を嬉しく思いました。どうか、長いお付き合いになりますようにと願った私です。♪

(。・_・。)ノ