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今年もきれいに咲いてくれたグラジオラスやダリアの球根を掘り上げました。しっかり洗って来春に植え付けできるように冬季間保存します。未だ冬にもなっていないのに、来春を待ち遠しく思っている今日この頃です。
グラジオラスの球根 しっかり洗って
きれいにしてから 乾燥させました
さて、今回のお酒は先日まで小川原駅の近接工事に携わっていたため、三沢市の中居酒店が帰り道なので、購入させて頂いた『たかちよ豊醇無盡扁平精米無調整生原酒おりがらみSEVEN黄緑』で、新潟県南魚沼市で創業明治元年の高千代酒造が醸しています。主力酒は『高千代』と『巻機山』で、日本百名山の一つ巻機山の麓で酒造りを行っています。他の酒蔵と全く違う高千代酒造の酒造りは、先ず酒質の目標を定めます。例えばメロン風味。それに向けて酒を設計して米や酵母、造りを調整する逆転の発想で、マスカットやパイナップルなど多くの果実の味わいを日本酒で再現しています。SEVENシリーズは7月に蔵出しをするお酒で、UVカットのための特殊フィルムに入れられ出荷されるという気の遣いようです。
今回のお酒『たかちよ豊醇無盡扁平精米無調整生原酒おりがらみSEVEN黄緑』は、一応メロンをイメージした設計で、酒米や日本酒度、酸度などのスペックは非公開。しかし、味わいながらスペックについてワイワイ盛り上がるのも良いのでは。肩ラベルにある扁平精米とは通常精米の2倍の時間を掛けて扁平に精米し、米をその形のまま縮小させるように中心部の心白だけを使って醸しているため、雑味が無く旨味たっぷりに仕上がります。仕込水には巻機山からの極軟水の伏流水を使い、アルコール度数16~17で醸しています。
UVカットのフィルム たかちよSEVEN
ラベルは黄緑 肩ラベル
滓が沈んでいて かなり濁って
瓶の底を見ると滓が3㎝くらい沈殿しており、ドキドキ感が止まりません。静かにグラスに注ぐと、滓が沈殿しているために、思いっきりトロミがあります。蛇の目の中は濁っていて、細かなバブルが次々と立ち上がる微発泡のお酒です。香りを利くと華やかにフルーティで甘酒の香りが。待ちきれずに口に含むと先ず甘さがあり、その後に爽やかできれいな酸。口腔が発砲バブルでピリピリし、呑み込むと咽喉には辛さが残り、その後で苦みも感じました。メロン感はあまり感じませんでしたが、十分に美味しいお酒でした
以前『たかちよ豊醇無盡おりがらみ本生スカイブルー』を呑んだ時には、ラムネ風味のジューシーな味わいに、物凄い感動を頂きました。こんなお酒もあるのかと驚愕した次第です。それが今、三沢で入手できるとは有難い。♪
\(。・_・。)ノ