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昨年春の退社以来、資格を使ったお仕事を依頼され、ちょっとした金額になるため、確定申告の事を考え1月の初めに起業と云う形を取りました。年が明けても引き続き仕事の依頼を頂き、それに応えるべく働かせて頂いておりますが、先日依頼主のF君より日本酒を頂戴しました。彼は大の日本酒ファンで、呑んでいるお酒のレベルが違います。
そんな彼から頂戴したのは、岐阜県の揖斐川と根尾川に挟まれた穀倉地帯、揖斐郡大野町にあり、創業が明治25年の杉原酒造が醸す『射美 純米吟醸槽場無濾過生原酒』でした。酒蔵の四代目当主とその息子さんの五代目のたった二人で酒造りを行うため、仕込み量は年間僅か40石弱で、日本で一番小さな蔵元と云われています。少量の造りと人気の高さから、ネット通販ができない酒屋さんもあり、入手困難の幻のお酒となっているようです。
射美の青ラベル 裏書をどうぞ
酒色は濁り
酒米は「揖斐の誉」で、母に無敵の好適米「山田錦」を、父に短稈で心白発現の高い「若水」を交配させた血統書付きの酒米です。それを50%まで磨いており、本来は大吟醸ですが純米吟醸としています。そして酵母は蔵付き酵母を使い、仕込み水には揖斐川の伏流水を濾過して使い醸しました。日本酒度は-1、酸度1.8のうすにごり‥と云うよりにごり酒となっています。
ぐい呑みに注ぐと底の蛇の目は見えない程に白く、香りは柔らかな麹の香りが甘酒のよう。口に含むと思った通りフルーティ&ジューシーで、日本酒度-1を遥かに超える甘さに感じられ、旨味の乗った酸が口腔をヒリヒリと喜ばせます。呑み込む際に仄かな辛さが味を調えます。さすが射美!。「旨い‼」と声を上げてしまう美味しさで、早くも今年のランキング入り間違いなしの逸品だと思います。
F君は通販でお酒を購入しているようなので、お酒が切れた際には何か美味しいお酒を頼めるかも知れません。日本酒好きはみんな気のいい人ばかりなのですよ。♪
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