いつも当ブログをご覧頂きまして、ありがとうございます。
もうすぐお正月。玄関を飾るのは勿論しめ飾りですが、玄関から災いが入らないようにするためで、27日か28日に飾り、松の内が過ぎる7日に取り外します。今年は三八城公民館の「しめ飾り作り教室」に参加させて頂き、この世に一つのしめ飾りを作ってきました。
指導は中村先生 製作中の私
まずまずの出来 参加者全員の力作
さて、7月初旬に鶴田町のN氏に音頭を執って頂き、五所川原市のM氏、八戸市内在住のM氏、南部町のT氏と5名で、私の退職祝いを開催して頂きました。その際に記念の品として、寄せ書きの入ったメッセージボードと四合瓶の日本酒を頂戴しており、今回ご紹介するお酒がその『喜久泉 金冠 大吟醸山田錦100%』です。退職祝い当夜の感動、そしてN氏をはじめ皆様方への感謝の想いと共に、12月25日の聖なる日に戴きました。
立派な箱に入り 喜久泉大吟醸
裏書をどうぞ 酒色は透明
『喜久泉 金冠 大吟醸山田錦100%』は青森市で創業明治11年(1878年)の西田酒造店が醸しているお酒で、代表銘柄は『田酒』と『喜久泉』です。『喜久泉』の名前の由来は、「幾久しく喜びが続くように」と願いが込められていて、東北清酒鑑評会にも出品され、金賞を幾度となく受賞している主力酒です。
その秘密の一つとして、現在は一般的に機械製麹法で麹を造っているものを、手間の掛かる蓋麹法と云う手造りの技法で造っています。また、淡麗にして軽快な味わいとするため、醸造用アルコールを必要最低限添加し、糖類を一切使用していません。
酒米はラベルにある通り最強酒米の「山田錦」を40%にまで磨き、軟水の八甲田山系の伏流水で醸しています。日本酒度は+3.8で酸度1.2、アルコール度数は16.5%の大吟醸です。
蛇の目に『喜久泉
金冠 大吟醸山田錦100%』を注ぐと、とろんでいるようにも感じ酒色は無色透明です。香りは華やかにフルーティな香りが強く漂います。7月に参会された方々を思い浮かべ「乾杯!」と一人発声。口に含むと甘さがありますがスッキリしていてフルーティ。呑み込むと咽喉の奥から仄かな酸と辛さが湧き上がって口腔内を満たしてキレてゆきました。山田錦の米の旨味を上手に引き出し、淡麗辛口のようですがコクもあり、これは複雑な味わいだと利きながら吞んでいたら、あっという間に定量の二合となりました。
来年春には五所川原のM氏が定年退職との事で、長い間落ち度もなく勤め上げ、無事是名馬とお祝いの会が開催される事を楽しみにしております。会場は五所川原かな?、それとも鶴田町かな?、その時の乾杯を思い、今からワクワクしています。
さて、今年も一年間当ブログをご覧頂き、誠にありがとうございました。厚く厚く御礼申し上げます。元旦には今年の総括、恒例「日本酒気に入りましたランキング2022」をお届けします。参考になるかどうか分かりませんが、ランキング入りしたお酒を味わうのも一興です。どの銘柄が入るか期待してご覧くださいませ。それでは良いお年をお迎え下さい。♪
\(。・_・。)ノ