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年末も近くなってきましたが、コロナ第8波の罹患者もだいぶ増えて参りました。しかし、当地八戸市は人口と罹患者数の割合では、かなり健闘しているものと思っています。
さて、今回、コロナ対策をしっかり行ない海ぼうずさんにお邪魔した面々は、鶴田町のN氏をオヤジと慕う八戸在住のM氏と南部町のT氏、そしてN氏に仕事で大変お世話になった私の三人でした。来春には津軽方面でN氏とともに乾杯するであろうと、練習のために訪れた・・・事にしておきましょう。因みにM氏とT氏は私の卒業した高校の先輩で、且つ建設に携わる仕事だったため、当日は先輩後輩トークや仕事の話に花が咲きました。
乾杯は先輩方がビールで、私はやっぱり日本酒です。はやる気持ちを抑えて選んだ乾杯酒が『彩來 宵の風 純米吟醸無濾過生原酒』で、三人の健康・健勝を祈念して乾杯です。
1杯幾らのお酒 こちらが呑み放題
昨年私が退職した際の送別会に、社員の方々が美味しいお酒をたくさん持ち寄って下さいましたが、その中の1本に『彩來(Sara)特別純米無濾過生原酒花澄みうすにごり』がありました。昨年一年間に呑んだ日本酒ランキングに顔を出したほど美味しいお酒だったのでまた吞みたいと思っていたら、海ぼうずさんの冷蔵庫の中に発見‼。
このお酒は、埼玉県上尾市で創業が明治27年の北西酒造が醸しており、創業当時からの主力酒の『文楽』は、本醸造が主体の食中酒です。しかし侮るなかれ、2021年にロンドンで開催されたインターナショナルワインチャレンジの大吟醸部門で最優秀賞となるトロフィーを受賞しています。スバラシイ!。2018年より現低流通ブランドとして立ち上げた『彩來(さら)』が大大大ブレイク。今では通販でも一人様1本限りと云う銘酒です。酒名は埼玉県の愛称「彩の国」から発出し、「彩の国発の世界を変える日本酒の到來」から『彩來』としており、「香り、甘味、酸の3つの要素が奏でるハーモニー」をコンセプトに、米・酵母・水から美味しいお酒を創造し、且つコスパも考えて酒造りを行っています。
『彩來 宵の風 純米吟醸無濾過生原酒』の酒米は酒造好適米の「雄町」で、複数の酵母を使って目標の酒質になるように調整し、秩父からの伏流水を井戸から汲上げた弱硬水で仕込んでおり、日本酒度-14、酸度1.6の超甘口のお酒です。
グラスにトロミがかったお酒を注ぐと酒色は透明で、果実のようなフルーティな香りがします。口に含むと完熟フルーツのようなジューシーさで、後から来る酸は果物のように甘酸っぱく、今年の『彩來』も抜群の旨さで、ランキング入りしそうな美味しさでした。これでは埼玉県№1の『花浴陽』もうかうかしていられないと思ったほどでした。
続いて頂いたお酒は、福島県南会津郡で創業大正9年の花泉酒造が醸す『しもふりロ万純米吟醸うすにごり原酒一回火入』です。主力酒は『花泉』でしたが、平成19年に『ロ万』を誕生させ、瞬く間に人気酒に押し上げました。瓶の裏書きにもあるように、酒造りには独特な技法を使っており、米(会津産コメ)・水(超軟水の名水高清水)・蔵人(会津人)・酵母(うつくしま夢酵母)・業(もち米四段仕込み)の集合体が『口万』というお酒の旨さの秘密となっています。
しもふりロ万 お酒の秘密が
このお酒は2月に搾った『かすみロ万純米吟醸うすにごり生原酒』を1回火入れさせて、その後約半年間蔵内で低温熟成させたお酒で、大地に霜が降る頃に蔵から世に出されたものです。
グラスに注ぐと薄っすらと濁っており、香りは『彩來』ほどではないものの、爽やかでフルーティな香りがします。口に含むと華やかにジューシーですが、シャープな甘みとうすにごりの円やかさ、煌めく酸味がバランスよく、呑み飽きしない旨味を持ったお酒でした。『彩來』にも決して負けていなかったことに驚いた私です。呑み放題に置くかなぁ、このお酒を。
わかむすめ 御湖鶴ひとごこち
菱湖純米吟醸 一白水成純米吟醸
刈穂kawasemi 裏ちえびじん
三人で仲良く
その後は山口県の『わかむすめ瑠璃唐草純米吟醸無濾過原酒』、長野県の『御湖鶴純米吟醸ひとごこち無濾過原酒』、新潟県の『菱湖純米吟醸1回火入れ』、秋田県の『一白水成純米吟醸』、同じく『刈穂純米吟醸秋kawasemi』、ラストオーダーで大分県の『裏ちえびじん~番外編~純米吟醸おりがらみ生酒』で中締めとなりました。
M先輩が宴会の途中で、鶴田町のN氏に電話をして下さり、私、T先輩、M先輩の順に積もる話をさせて頂きましたが、なんだか4人で集まって、和気藹々と話をしているような錯覚に陥りました。楽しいひと時をありがとうございました。♪
\(。・_・。)ノ