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庭の花壇は花でいっぱいになっており、切り花にして花瓶に挿して楽しんでいます。先週はピンク色の彼岸花が一気に芽を出し、3~4日で花を咲かせました。
ピンクの彼岸花
さて、八戸市の台所「八食センター」では、お魚の市場的な感じがしますが、実は日本酒の品揃えがハンパ無く、巨大な冷蔵庫には青森の地酒が多く並び、且つ全国各地のお酒も所狭しと置かれています。今回購入させて頂いたのは、山形県鶴岡市で安永2年(1778年)創業の冨士酒造が醸す『榮光冨士純米大吟醸無濾過生原酒 酒未来』です。創業当時は『冨士』という銘柄でしたが、昭和30年に「栄光」を付け加えた『榮光冨士』となり現在に至っています。
榮光冨士 ラベルがきれい
肩ラベル 裏書をどうぞ
酒色は透明
『榮光冨士純米大吟醸無濾過生原酒
酒未来』の酒米は「酒未来」で、ルーツは高木酒造の高木辰五郎氏が山酒4号と美山錦を交配させ18年もの歳月を掛けて作り出しました。その「酒未来」の名前の由来は、日本酒の未来が永遠に輝くようにと名付けられており、且つ、高木氏の立派なところは、自社だけで独り占めせずに、他の酒造りの仲間たちに「酒未来でお酒を造ってみないか」と惜しげもなく分け与えた事です。いろんな酒蔵で「酒未来」を使った美味しいお酒が誕生し、私たちを楽しませてくれるのも、みんな高木氏の功績です。
仕込みに使う水は、日本一のきれいな水道水と言われる鶴岡の地下水で、酵母は香り高く酸の生成が少ない山形酵母を使い日本酒度-5、酸度1.4のお酒となっています。
開栓すると「ボンッ」と音がして少し驚きました。酒色は無色透明。蛇の目に注ぐと果実のように香ります。口に含むとジューシー&フルーティな味わいで甘さが突出しています。呑み込む直前に心地よい辛さを爽やかに感じました。超美味しいお酒だったので、一升瓶で買って良かった~。
『榮光冨士』の裏書は、使った米や酵母の種類や産地は勿論、日本酒度や酸度など懇切丁寧に書かれており、こんなに美味しいお酒を造れるものなら造ってみろという気概が感じられます。「酒未来」を分けて貰ったからかなぁ。偉いなぁ~。♪
\(。・_・。)ノ