いつも当ブログをご覧頂きまして、ありがとうございます。
八戸市の台所でもある八食センターでは、年末イベントの定番として「酒蔵祭り」を開催し、北東北3県に山形県より多くの酒蔵が参加し、約500種の美味しい日本酒に焼酎、ワインなどを販売しています。各蔵の担当の方々は、自慢のお酒を並べて特徴や旨さを伝えようと必死です。
そんな昨年末の「酒蔵祭り」で購入させて頂いたお酒は、千葉県印旛郡で創業が元禄年間(1688~1703)の飯沼本家が醸す『純米大吟醸生原酒直汲み甲子しぼりたて』でした。この酒蔵の主力酒は『甲子政宗』で、名前の由来は十干十二支の一番最初が甲子(きのえね)との事から、一番目にくるお酒となるように、『甲子(きのえね)』と名付けているようです。
甲子しぼりたて ラベルは斬新
裏書をどうぞ 酒色は透明
酒米は千葉県が開発し平成18年にデビューさせた食用米の「ふさこがね」を50%まで磨き大吟醸としています。酵母は大吟醸酒には定番の、香味が良く酸生産性の低い協会1801号酵母を使い、仕込み水は蔵内に深さ100mまで掘った井戸から汲み上げる中軟水で醸しており、日本酒度-5、酸度2.0なので甘口でも酸味のあるお酒だと思いました。
利き猪口に注ぐと酒色は透明で、香りは酸度から酸の香りを予想しましたが、仄かにフルーティ。口に含むとドッシリとした重厚な呑み口で、仄かに甘くフルーティ。呑み込むときに酸味を感じ、後味に軽く苦みがきます。値段を聞いてビックリのコスパにも優れた大吟醸生原酒で、お勧めの1本だと思います。
酒蔵祭り
12月中旬までお酒の在庫が空だったのが、お正月を迎えた頃には一升瓶が2本、四合瓶は何と5本となり、楽しみいっぱいの新年です。♪
\(。・_・。)ノ