先週に引き続いて、2月28日に開催致しました「第20回小幡建設日本酒クラブ定例会」の後半です。隣のテーブルには八戸高専の追いコンで、30名弱の生徒さんが食べ放題で注文し、なかなか料理がやって来ないため、日本酒が効き過ぎて深酔いの方々が続出です。
津島屋 裏書をどうぞ
さて、ジャンケン大会の興奮が未だ冷めやらない後半戦の先頭、4番手はハズレの無い岐阜県のお酒で、美濃加茂市で創業明治26年の御代桜醸造が醸す『津島屋八反錦純米吟醸無濾過生原酒しぼりたて』です。元々の主力酒は酒蔵の名を冠した『御代櫻』でしたが、純米の小仕込みで氷温冷蔵を基本にしたお酒を、新ブランドとして蔵の屋号である『津島屋』と名付け、限られた販売店で販売しています。
酒米は丈の短く大粒で病気に強い広島県産八反錦で、酵母は協会9号系酵母を使い、木曽川の伏流水(中軟水)を蔵内の井戸から汲み上げ醸しており、日本酒度は±0、酸度1.7のお酒に仕上げました。
実は私の本日第1位のお酒がこれでした。酒色は透明で香りは仄かにフルーティ。口に含むと甘酸っぱくジューシーで、おおっと声が出る様な旨さでした。
入手困難な鍋島 NEWMOONです
5番目は乾杯酒に続いて再度登場の、入手困難といわれる佐賀県鹿島市の富久千代大村屋酒造場が醸す『鍋島 NEWMOON純米吟醸しぼりたて生』で、『MOON』シリーズは3種類ありますが、一番人気は特にジューシーな『NEWMOON』のようです。酒米は酒造好適米「雄山錦」で、多良岳山系からの良質な地下水で醸し、日本酒度+3、酸度1.3のお酒に仕上げています。
香りは香量が多く仄かに酸の香りが。口に含むと果実のようなジューシーさの中で、僅かな酸味と辛さがバランス良く調和し、参加者の方々からは、さすが『鍋島』と納得の声があがっていました。
菊乃井かすみ 裏書をどうぞ
トリを飾るお酒は絶対的な自信を持って、青森県黒石市の鳴海醸造店が醸す『菊乃井 純米吟醸かすみにごり酒生原酒』を準備しました。昨年末に蕎麦の会で持ち込ませて頂いたお酒で、美味しいのは折り紙付きです。酒米は「まほろば吟」を大吟醸レベルの50%まで磨いて使い、南八甲田の雪解け水が伏流水となったものを仕込み水にした、日本酒度+0.5、酸度1.5のやや甘口のお酒です。
コップに注ぐと白濁し、香りは仄かにフルーティ。口に含むと今までのお酒に負けないジューシーで、甘味た優しい酸味、仄かな辛さがバランス良く、参加者の皆さんから最後まで美味しかったと言って頂きました。
当たりました ブッ壊れた人が‥
満足な人々 酔った美女たち
一番はこれだ! 全員集合!!
前回はラストオーダーで辛みそラーメンを頂き、帰宅後に奥様から「ニンニク臭い‼」と言われたので、今回は煮干し出汁のラーメンを頼んだのですが、誰だオレのラーメンを勝手に食べたのは
‼。今回も皆様方から「すっごく美味しいお酒ばっかりだったよ」と有難いお声をたくさん頂戴し、20回続けてきた甲斐がありました。あと何回続くか分かりませんが、次回の21回定例会でも皆様方の御参加をお待ち申し上げます。♪
\(。・_・。)ノ