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蕎麦の会に参加させて頂き、もう6年となりました。腕前は‥というと、これがもう何しろ手先が不器用なもので、今では節目々々の「食べる方の会」に参加している次第です。
さて、先日割烹「萬鱗」で開催された、青森蕎友会の新年会に参加させて頂きました。最近は忙しさにかまけて、蕎麦打ちの方がご無沙汰で、敷居が高かったのですが、会員の皆さん方は大人の対応で迎えて下さいました。
この会の特徴は、当日打った蕎麦を頂けるのが一番ですが、会長を始め皆さんが美味しいお酒を持ち寄って、呑み比べもできるのも楽しみの一つとなっています。今回、私が気合十分に持ち込んだお酒は『べんてん山羽音 初しぼり 純米吟醸無濾過生原酒』でした。
このお酒は山形県東置賜郡高畠町の後藤酒造店が醸しており、『辨天』が主力銘柄となっています。酒蔵のある置賜盆地は豪雪地であり、雪解け水は吾妻山山系の伏流水となって蔵の井戸に湧き上がっています。インターナショナルワインチャレンジ2017では、大吟醸の部でトロフィーを獲っている実力のある酒蔵でもあります。
酒米は山形県で開発した酒造好適米で、出羽燦燦と吟吹雪を交配した「出羽の里」を使用しており、心白が大きく溶けやすい特徴のお米です。酵母は山形県のオリジナル酵母の山形吟醸酵母で、香りが高く酸の生成が少ないマイルドな味わいが特徴です。11月に上槽されたお酒は日本酒度-1、酸度1.6となっています。
グラスに注ぐと無濾過の香りがフレッシュさとともに鼻腔に吸い込まれます。乾杯の発声で口に含むと、インパクトのあるジューシーな味わいと無濾過の濃厚な味、軽めの酸味、柔らかな辛さが、総じて重厚な旨味となっています。参加者の皆さんより絶賛されたのは言うまでもありません。
天仁無濾過 皆様の持ち込み
明鏡止水磨35 六代爽薫生酒
参加者の皆様方が持ち込んだお酒は、会長の準備した『天仁初しぼり無濾過生酒うすにごり』と『特別純米田酒』、会員の皆さんが『明鏡止水磨き35』を筆頭に『米鶴純米辛口しぼりたて生』、『六代純米吟醸爽薫生酒』『銀鷹特別純米完熟原酒』等々でした。一通り全ての銘柄を味わった後のシメには、他の宴会では味わえないお蕎麦が登場です。幌加内産蕎麦粉を使い、師匠方の熟練の腕による打ち立て、茹でたての美味しい蕎麦を頂きました。蕎麦の香りや味わいに感激もひとしおです。
本当は蕎麦打ちに参加したいため、「次回は必ず」といつも思っています。その熱い思いを師匠方にお伝えし、今回も大満足で萬鱗さんを後に家路に着きました。♪
\(。・_・。)ノ