今年の冬は雪が無く寂しいなぁと思っていたら、先日、思っていた以上にドカッと降り、家の周りを早朝・お昼休み・夕方の3回雪かきしました。トレーニングの代わりと考えて、除雪作業後にプロテインを飲みました。ムフフ。
さて、1月に誕生日が来て還暦を迎えた事をブログに載せましたが、当日、お祝いにとウチの奥様が「やまや新井田店」でお酒を購入してくれました。
そして今回呑ませて頂いたそのお酒とは、石川県金沢市で最も古い酒蔵の福光屋が醸す『純米大吟醸 森の露生原酒』です。創業は寛永2年(1625)で、あの徳川秀忠や天海僧正が活躍した時代に創業しています。2001年からは純米酒のみを造っており、主力銘柄は『加賀鳶』、その他にも有名なところでは『黒帯』『風よ水よ人よ』等があります。しかし、今回の『森の露』はオフィシャルサイトにも掲示されていない特別なお酒らしく、希少なのかも…と思い購入してもらった次第です。
裏書きをどうぞ 酒色は
酒米は絶対王者の「山田錦」で、兵庫県多可町の契約農家より仕入れています。また仕込み水は、蔵内の井戸から150m汲み上げて使っており、霊峰白山からの伏流水ですが、金沢大学の調査では百年前に降った雨雪が今、井戸から湧き上がっている事が判明しています。
開栓すると優しくフルーティな香量が多く、利き猪口に注ぐとお酒の色は仄かに琥珀がかっており、口に含むと予想通り華やかでフルーティさを感じます。舌にピリ感は無く酸味もそれほど感じませんが、咽喉の奥で辛さを感じスッキリとキレてゆき、米の旨味も味わえるお酒でした。
愛知にいる長男は、私の還暦のお祝いに『花陽浴』を探していたらしいのですが、岡崎市の酒店のホームページに載ったと思うと直ぐに売り切れてしまい、なかなか購入できないとの事で、その気持ちを有難く頂戴し、気長に待つことになりました。♪
\(。・_・。)ノ