2019年11月4日月曜日

後半は『十八盛朝日純米大吟醸無濾過生原酒限定直汲み』から


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先週に引き続き「第19回小幡建設日本酒クラブ定例会」の後半のご紹介ですが、驚愕『 十四代 酒未来純米大吟醸 』での乾杯から始まり、『吾有事(わがうじ)純米無濾過生原酒』『天明亀の尾ちょいリッチ純米大吟醸無濾過原酒』、そしてA氏からの差し入れ農口尚彦研究所プレミアムヌーボー無濾過生原酒と、フルーティ&ジューシーな日本酒で進行しています。後半戦も同等以上の美味しいお酒が揃っており、参加者全員の酩酊は必至の後半戦です。

十八盛朝日米  盛り上がる長老

4本目のお酒は岡山県倉敷市で創業天明5(1785)の十八盛酒造が醸す『十八盛朝日純米大吟醸無濾過生原酒限定直汲み』です。十八盛酒造の蔵名は「娘十八番茶も出花」から来ているようで、「乙女の如く純粋無垢に、桜花の如く艶やかに」と解しています。

酒米は酒名の通り岡山県赤磐産の朝日米で、酵母は華やかな香りとまろやかな味わいを醸す協会1801号酵母により、日本酒度は-1.5、酸度1.8と甘口のお酒になっています。香りは果物のようで、口に含むと甘酸っぱく果汁のように口腔を満たします。後味に穏やかな辛さが来てスッと切れてゆきました。白ワインのような酸味のする農口尚彦研究所プレミアムヌーボー無濾過生原酒』の後だったので余計にジューシーに感じる、会長イチオシのお酒でした。

たかちよ  できあがっている人々

5本目は、ラムネ味のお酒『たかちよ豊醇無盡純米吟醸Skyおりがらみ本生』です。豪雪地で知られる新潟県南魚沼市の高千代酒造の酒造りは、先ず酒質の目標を定め、それに向けて酒を設計し、ラムネ風味に近付くように米や酵母、造りを調整する逆転の発想で醸しています。因みに「豊醇無盡」は香り高く良い味わいがいつまでも無尽蔵に尽きないという事だそうです。巻機山から湧き出る仕込み水は超軟水で、フルーティ&ジューシーの『たかちよ』の造りにはピッタリ。

香りは華やかで甘さを予感させます。口に含むとラムネの味わいが見え隠れし、爽やかな甘さを感じます。酸味や辛さはほんのりで、これはもう女性の方々に人気だったと思います。

くどき上手亀仙人  裏書をどうぞ

いよいよ最後となる6本目のお酒は『くどき上手亀仙人純米大吟醸生詰』。『くどき上手』は良く聞く銘柄ですが、このお酒は全国で十数店舗しか取り扱わない、販売店限定のレアものです。山形県鶴岡市で明治8年創業の亀の井酒造が醸しており、酒米は酒名のとおり「亀の尾」を使っています。この酒米は、明治26年に庄内地方の農家で阿部亀治さんが、3本の稲穂から栽培を始めて、4年の歳月を掛け生み出したお米です。

その「亀の尾」を42%まで磨き、香り高く酸の少ない小川10号酵母を使用して、山形県が誇る霊峰月山の伏流水で醸したお酒は、日本酒度-5.0、酸度1.3と、どう考えてもジューシーでしょう。

グラスに注ぐと華やかでフルーティな香り。口に含むと、口当たりはまろやかでジューシーな旨味。酸と辛さと甘さのバランスがバツグンで、最後の最後まで皆様方には美味しく呑んで頂いたものと確信しております。

 なぜ集合?  きれいどころと私

 喫煙所の皆さん さあ全員集合で!

毎度恒例の食べ放題シメのラストオーダーでは、今回も定番のラーメンが人気で、私は辛味噌ラーメンを美味しく頂戴し中締めとなりました。これで4千円は文句無しリーズナブルだと思いますが。さて、次回は3月に20回記念大会を予定しております。どんなお酒が出るのか皆様ご期待下さいませ。♪

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