9月6日に、八戸パークホテルと上北郡おいらせ町にある桃川酒造とのコラボで「桃川を楽しむ会」が開催され行って参りました。今回は「創業130周年記念」と「連続金賞受賞記念」の二大看板でしたが、フルーティなお酒に舵を切っている桃川酒造の、旨さと本気度が十分に伝わった会でした。
ポスターが掲示され 今回のお品書き
全員で乾杯! 乾杯酒の雫酒
乾杯は、2019年の全国新酒鑑評会金賞受賞酒『桃川大吟醸雫酒』で、ワイングラス注いで準備万端です。酒米は山田錦を35%まで削っており、奥入瀬川の伏流水で醸し日本酒度+2、酸度1.3と大人し目のお酒です。香りはフルーティさを予感させる華やかな香り。乾杯の発声とともに頂きましたが、フルーティ&ジューシーで、酸味も爽やかで全く邪魔になりません。山田錦の米の旨味を十分に出し尽くした味わいでした。
ワイン酵母のお酒 ③ワイン酵母の生酒
乾杯の後はテーブル酒の『桃川ワイン酵母仕込み大吟醸純米』を頂きました。この昨年立ち上げた新ブランドは、ワイン酵母で醸した純米大吟醸酒で、日本酒度は-23、酸度4.3と海外に拠点を持つ桃川酒造が、世界に打って出るための戦略酒かも知れません。
グラスに注ぐと白ワインのような香り。口に含むとサッパリとして甘酸っぱく、その酸味は爽やかで甘さと一体となり、ジューシーさも十分に感じる味わいでしたが、米の旨味をしっかり残しているので、米で造っているのは呑んでみれば誰でも分かります。
①晴天の霹靂の生 ②大吟醸生
その後はお酒コーナーに直行し、蔵から今、汲んできたという斗瓶取りで非売品のお酒を次々に、そして大量に頂きました。
酒屋さんの方もお出でになっており、おいらせ町の桃川酒造のお酒は、これから飛躍的に日本酒ファンを増やすのではという話しをしながら、グラスを傾けました。♪
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