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弊社では各部ごとにそれぞれ年2回の懇親会があり、先日は土木部(土木課・営繕課)が新入社員の歓迎会を兼ねて、鷹匠小路の居酒屋「西や」さんで開催しました。
越乃寒梅 酒色は少し琥珀色
社長と私 新入社員がいます
新入社員は三菱出張所での勤務のため、他の土木営繕の方たちとは接点が薄く、先ずは一人ずつ自己紹介から始めました。
さて、今回持ち込ませて頂いた『越乃寒梅 特撰吟醸』は、新潟県新潟市江南区で明治40年創業の石本酒造で醸しており、酒名の由来は江戸時代より梅の産地だった当地に、寒さの中、咲き誇る梅の花から名付けられています。酒米は兵庫県産の特A山田錦を50%まで磨き(あれっ、大吟醸と同じだ!)、仕込み水は阿賀野川の伏流水(軟水)を敷地内の井戸から汲み上げて使用。低温発酵により日本酒度+8に仕上げたアル添酒です。
グラスに注ぐとほんのり琥珀色で、香りはあまり感じません。乾杯の発声と共に口に含むと滑らかな口当たりで、辛さや酸味も薄められたように水っぽく感じましたが、後味に山田錦の米の旨味がやってきました。奪う様に呑んであっという間に空瓶になりました。
八鶴 酒色は少し琥珀色
2本目は地元八戸酒類の『八鶴 夏の純米「生貯蔵酒」』で、季節限定のお酒です。生貯蔵酒は読んで字の如く、搾ったお酒を生のまま貯蔵して瓶詰めの際に1回だけ火入れしています。酒米は県産の酒造好適米「華さやか」で、雑味の元となるアミノ酸の生成が極めて少ない酒米です。
グラスに注ぐと、これも香りはあまり感じません。口に含むと越乃寒梅よりは辛さ酸味とも濃く感じます。フレッシュでスッキリとした吞み口は正に夏酒といった感じで、口当たりキレともよいお酒でした。
K部長にF君が T次長にM君が
O課長と二十歳のK君 JV出向のF君に
因みに『越乃寒梅』は1967年に雑誌「酒」の誌上で、編集長であり随筆家だった佐々木久子氏が、美味しい地酒として紹介した事がきっかけでブレイクしました。地酒ブームを追い風に入手困難酒となって、値段も手が届かない位に上がったそうですが、今の『十四代』や『而今』『花浴陽』などと同じですねぇ。やっぱり時代は巡るのですねぇ。♪
\(。・_・。)ノ