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10月13日に「第24回十和田駒街道マラソン大会」があり、昨年台風の影響で中止になったため、今年はリベンジをという意気込みで練習を重ねておりましたが、何と今年も超大型台風19号のため中止となってしまいました。せっかくハーフを走るために日々練習をしてきたのに残念でなりません。
さて、前々回に、長男が夏休みで愛知県から帰省した際に、東京駅地下のグランスタ長谷川酒店より購入してくれたお酒『純米吟醸 超久 活性うすにごり生酒』をご紹介致しましたが、実はもう1本購入してくれており、それが『月山純米吟醸中取り無濾過生原酒』でした。どちらも結構なお値段です。
月山中取り ラベルもいい感じ
裏書きをどうぞ 酒色はほぼ透明
『月山純米吟醸中取り無濾過生原酒』は島根県安来市の吉田酒造株式会社が醸しており、幕末の文政9年(1826)の創業です。当地は尼子氏の居城であった月山富田城を見据える場所に酒蔵があったため主力酒名を『月山』としています。酒米は島根県が1995年に開発した「佐香錦」で、丈が短く倒伏しない大粒の酒米です。仕込み水は島根県名水百選指定水で醸していますが、この水は全国でも稀な硬度0.3の超軟水で、ミネラル分の多い硬水の方が酵母菌の繁殖を活発にするため、酒造りには向いているのですが、軟水は困難とされているようです。日本酒度は+1、酸度1.6に醸しています。
開栓すると濃厚そうなフルーティな香りが。利き猪口に注ぐと透明ですが、少しとろみがあるような気もします。口に含むと生酒の旨味と、フルーティですが重厚な味わいと爽やかな酸味。辛さが喉から食道へ、そして舌にもジワーっと辛さが残ります。そして呑み進むうちに辛さは徐々に高まり、もう定量の2合が終わってしまいました。実はこのお酒、極僅かしか卸していない超限定酒だそうです。大切に呑まなくては。
いつも私に日本酒を購入してくれているため、親の嗜好を完璧に理解してくれ、必ず「当たり」の美味しいお酒を買ってきてくれる長男夫婦に、心より感謝しています。♪
\(。・_・。)ノ