昨年末にはカブを漬けたのですが、美味しくできたので調子に乗り今年は梅漬けを作りました。先ず買ってきた梅から蔕(ヘタ)を爪楊枝で取り、きれいに水洗いして1個づつタオルで水気を取ります。重量を量って塩を15%、酢を10%分準備します。そして酢を投入し塩を投入して、梅の重量と同じ分の重石をして、涼しい場所に置き3日後には紫蘇を投入して、それから1ヶ月ほど放置しておくと出来上がりです。お盆明けの頃には食することができそうで、待ち遠しい毎日です。
梅は洗って 塩は15%
酢は10% こんな感じで
さて、先日長男から日本酒が送られてきました。日本酒を呑まない長男ですが私の日本酒好きに感化されて、どこどこの何のお酒がおいしいとか、情報通にはなっているようで、「『九平次』ってとても美味しくて他の地域では手に入らないらしいですね」と言っていたら、「詳しいんだねえ、やるよ、このお酒」と頂戴した四合瓶が『醸し人九平次 別誂 純米大吟醸』でした。九平次だ~!しかも別誂!良くやった~!!。
凛々しいデザインで ワインのラベルのよう
キャップには九の文字
『醸し人九平次 別誂 純米大吟醸』(2015BY)は愛知県名古屋市の萬乗醸造が醸しており、日本酒のランキングで常に上位にランクされているお酒です。代々「九平次」を名乗る久野家の15代目が中心となって、友人の杜氏とブレイクさせたお酒がこの『醸し人九平次』でした。その中で、九平次シリーズのフラッグシップとしているお酒が「別誂」(べつあつらえ)で、九平次の最高峰とも言われています。また、肩ラベルにある「EAU DU DESIR」(オウ・ド・デジール)は希望の水と訳され、私にとって「九平次」は正に希望の水です。
仕込み水は、給水車を長野県まで出向かせ、三百年かけて沸上がる水を汲んできて使っており、透明感のある上品な味わいはこの辺からきているのかも知れません。酒米は最高級と言われる兵庫県産山田錦を、35%まで磨いた大吟醸仕込みで、酵母は酸味が弱くきれいな味わいに仕上がる協会14号酵母。日本酒度は±0、酸度1.6と白ワインのような味わいに仕上げています。
ぐい呑みに注ぐと香りは華やかに、甘そうな吟醸香がします。口に含むとやっぱり白ワインのような甘さと仄かな酸味でピリ感無し。呑み込むとスッキリと切れて少しピリッと辛さも。バランスの良いレベルの高いお酒なんですねえ。さすが九平次の希望の水。
八戸は只今お盆休みに入っており、毎日自宅とお寺を往復しています。また、親戚に新しい仏様があると、お家に伺って「四十八あかし」という、48本のロウソクに火を灯し故人を偲びます。とにかく修行のような忙しい毎日なのです。でも、盆と正月と言いますが、GWの連休も入れて三大連休には1週間に3日のお酒が吞める暗黙の了解があるので、少し楽しみです。♪
\(。・_・。)ノ